「舞美」in書店2

危うくこの話するの忘れて寝るところでした(苦笑)。ちょっと長め。


今日も都内へ出たわけで、そうすると通販頼りか置いてあっても1冊だけという田舎とは違って「舞美」が書店に並んでるわけですよ。
僕の意識の問題なのかもしれませんが、写真集コーナーで周りのものと見比べると、


空気が違う。


と感じました。
たまたま僕が行った店の陳列がそうだっただけという可能性は否定できませんが、ニッコリ笑った写真が表紙を飾っているものの中に混じると、あのなんともいえず自然体でいる表情*1というのがかえって「異彩を放つ」といっていいくらい目立ってました。こういうことを感じられるから書店に行くというのは大事なことなわけです。


帰宅してからあらためて手元の「舞美」の表紙だけをひたすら見てみると、この1枚だけでも計算しつくされているのがわかります。
暗めのバック、白い衣装、色白で黒髪の舞美。色艶のいい唇。このコントラストを強調するために片側から光を当て、頬や衣装の一部をあえて白飛びさせる露出。光の当たっている方は髪の毛一本がわかるくらいにピントをあわせ、陰の部分はそれよりホンの少しボカシぎみ。レンズだけでこれをやったのだとしたら、素人に産毛が生えた程度に写真をかじった身としてはどんな機材を使ったのか気になるところです


フォーカシングにもう少しこだわると、右目に焦点を合わせているように見えます。これがこの写真の意図するところを読み取る鍵だと思います。
本人も認める右目と左目の大きさの違いが出ちゃってますが(苦笑)、それをポジティブに「この子には二つの顔があるね」と解釈したのではないでしょうか。
それを際立たせ、たった1枚の写真で表現するためにこれだけ考え、手間をかけ、あの最強舞美ヲタ・梅さんをして「℃-uteのメンバーといるときには見せない表情」と言わせる写真集の表紙にふさわしいものを撮ることに成功したわけです。そこまでやれなければソロ写真集を作る必要はないかもしれないわけで、つくづくいい写真を撮ってくれた、使ってくれたと思いました。


いやー、プロってすごいわ。


さて・・・問題はこんなに舞美の写真を見つめてしまった後で眠れるかどうかなわけだが(笑)。


(追記)
どことなく、本当にホンの少しだけ、「泣き笑い」のようにも見えてくる瞬間もあります。

*1:わかりやすく笑うでもなく、コピーの通り「凛とした」ものだけど過剰に締まってるわけでもなく、みたいな。ちょっとこの表情をうまく表す言葉が思いつきません。