君がいるだけで

あの、やる気が衣装着て歌ったり踊ったり握手したり電車乗り過ごしたりモノを壊したりしているような矢島舞美さんでさえ、ちょっと考えちゃった時期がなかったわけでもないようです。ソースは写真館のインタビューね。

矢島舞美写真集 『矢島舞美写真館 2008-2010』

矢島舞美写真集 『矢島舞美写真館 2008-2010』

色々な方向に可能性を持った人たちだからこそ、揺れる。
数ある選択肢から、人前に出る、ステージに立つことを自ら選び取り、またそれを行う場を得た者。それが今現在僕らが見たり聴いたり握手したりするお相手の方々なのです。


全員が集まった写真、あるいはハロコンのオープニングやエンディングの勢ぞろい。
これだけの数の若くて美しいお嬢さん方が、ヲレたち一人ひとりに自分の芸と存在を示し、受け入れられ、ともに明るい未来へ進むことを望んで目の前にいる。
そのことにもっと単純に驚き、喜び、感謝する気持ちを、いつも胸に刻んでおくことは難しいかもしれなくても、月に2〜3回は思い出したいものです。


生命の神秘を語るとき、
「我々がこの世に生まれ、生きていることそのものが奇跡のようなものである」
という表現が使われることがあります。
ならば、僕らの目の前にあるのは何重の奇跡であることか。



あなたがいることにありがとう。
これは僕らが贈らなければいけない言葉だよね。


これからも、別の道を選ぶ人は絶えないだろう。
その時に悔いや未練を残さぬよう、自分は認められてこの場所で生き、認められて新たな場所へ向かうのだという自己肯定感を持って再スタートしてほしい。
「あなたは間違いなく皆に愛されてここにあり、愛されて旅立っていくのです」
そういうことを、ラストステージに限らず伝えていくことは、僕らの責務である。
ヲレはそう信じているのだよごめんなさいね。