デジブ

とりあえずガーッと見ました。
いやー高まる高まる。「俺にこれをいったいどうしろと!?」なんてわけのわからない言葉が思わず漏れたりしてます。


当然橋本氏の撮った写真。『舞美』とこのデジブと『爽・空』の表紙・裏表紙だけで語るのは適当じゃないかもしれませんが、氏の写真ってあまり被写体に光を当てないんですね。陰になってたり、どこかで影を作ったり。
そもそも「陰(あるいは影)を撮る写真家」なのか、もしくは舞美そのものと同じくらい舞美が作る陰(あるいは影)に着目しているのかはわかりませんけど、そういう風に撮った写真が被写体である舞美の魅力の一部を強調したり、いつもと違う魅力を感じさせたりするんじゃないかと思うわけです。
「光が来てない」写真でこれだけ魅せるのですから、被写体の魅力はもちろんのこと、氏も素晴らしい写真家だと思います。


そう考えるとバッチリ光が来ている『舞美』の表紙(背景のトーンはかなり落としてますが)は、たぶん意図があるんだろうなと思います。そして『爽・空』は「俺の作風わかったろ?」というかのようにちょっと暗め。「お前ら舞美舞美うるさいけどこういう面が見えてるか?」と挑発されてるようにも感じます。


いやー、写真って深いなぁ。