本日の・・・更新

お昼を買いに行ったコンビニで久しぶりに班長とバッタリ会いまして。


予想通りというか予想にならないくらい鉄板というか、とにかく倒産の方向で進んでいるようで。
班長)<そんなわけでロッカーの鍵を返してほしいとさ
(俺)<じゃあメシ食ったら顔出しますよ
ということで久しぶりに会社、というか元勤務先へ。


ロッカーを片付けて鍵を返し、自腹で揃えた工具類を引き上げた後は班長と互いの境遇を嘆きあう物悲しいぐだぐだトーク。倒産前に機械を売り払う算段らしく、班長はアルバイト扱いでひとり毎日やってきては12台ある機械の洗浄と整備をしているらしい。それはそれでつらい仕事だなぁ。


班長)<設備も人材もあったし品質だってコンペで落ちたことないくらいだったのに*1
班長)<業界は伸びてるのになんでウチだけこんな・・・ねぇ
いやまじでそう思う。休憩時間となれば日の高いうちからエロエロトークに花を咲かせる人材でもあったけど(苦笑)、僕が経営者だったら絶対に手放したくないと思っただろうってくらいの優秀な人たちが揃ってたと思うのよ、僕を除くと。
班長)<倒産させるくらいなら会社ごと大手に売ってくれればよかったのに
班長)<こっちは仕事があって給料もらえりゃそれでいいんだからさ


こういう話の展開になると下っ端根性むき出しで「全部“上”が悪い」ということになっていくわけですが、「国内の需要が伸びてるのに輸出にこだわった」なんて戦略ミスから始まって、「同族経営だけあって幹部はとんでもない高給*2をもらってた」とか「ほとんど決まってた契約が土壇場でひっくり返ったのは実は・・・」とか、果ては「どうも倒産後も土地だけは確保して駐車場や貸倉庫で儲けるつもりらしい」なんていううらやましい話まで聞いちゃうとねぇ。
思い返してみると、そもそもの予定だととりあえず2008年バスツアーの資金を稼いだ後は、その年の夏くらいに辞めてフォーティーズ入りまでにもうちょっと安定した身分を求めるつもりだったんですよね。伸びてる業界だからヘタに動くよりは・・・というのは今になってみれば痛恨の判断ミスといわざるを得ない。あと2ヶ月ちょっとでフォーティーズだっつーの。


全員解雇になるまで残ってた皆さんも「次」は誰も決まってないそうな。班長も時々ハローワークに行ってるそうですが、やはり厳しそう。早めに見切りをつけて会社を去った班長クラスの人も、作業リーダー経験とフォークリフト免許があるのに20社30社と面接受けてようやく決まったくらいの状況みたいです。
負けじと(?)僕も、ちょうど昨日電話で門前払いくらったときの、先方の社会人としてありえない電話応対*3に始まって、職探しについて持ってる情報を提出。とってもネガティヴな盛り上がりをみせました(苦笑)。


バイトの口ならどうにかなりそうなのがいくつかあるんですが、「できることなら正社員」なんて免許・資格・技能・人脈まるでなしのくせに夢ばっかり見ておりまして、また「理想通りいかないとヘソを曲げる」幼稚な理想主義者でもありますから、前途は多難です。
来年のバスツアー(あるよね!?)のことを考えると、とにかく収入を確保するのが先決なのはわかってるんですけどね・・・。

*1:製品の出来以外の点でNGということはありました。

*2:例えると、毎月ハワイツアーに行っても生活できるくらい、だそうな。

*3:危うくキレるところでした。恐らく応募が殺到してくたびれてたんだと思いますが、どこでどう転んで会社に利益を与えるかもわからない外部からの電話にそれはなかろうよ、ヲレが今すぐ代わりを務めても絶対にそれだけは口にしないぜ、ってなくらいひどいものでした。