雑にまとめる感じ

略して雑感・・・なのかどうかは知らない。



ああ、これはモーニングさん(と真野ちゃんとエッグ選抜)を抜いたハロコンでもあるのだな、と感じた。


ハローのTOPであるモーニングさんと、FC分割前からハロー内ヒエラルキーでは最上位である「ソロ歌手」の真野ちゃん、あくまでも研修生であるエッグを除いた、いわば中間/中堅層*1による催し。秋にはBerryz工房℃-uteの合同コンサートが予定されている。
これを偶然としたら夢がないし、変に業界通ぶった解釈で捉えても面白くないよね。いやそういうのこそ面白い、という人もいますけど。


単純に考えれば、底上げ。「5回試し、最高値と最低値を除いた3回の平均をとる」ベンチマークテストじゃないけれど、現時点でかなりのポテンシャルを発揮するベキスがさらに成長できたら、ハローにより一層の厚みが出る。
ともに℃-uteが絡んでいる。「物差し」としての起用なら嬉しいかぎりだし、「宇宙は℃-uteのために」論(笑)でいくと、刺激を与えるというかネジを巻くというかムチを入れるというか。それはそれで、やっぱり嬉しくもありがたい話です。



さて、お待たせしました福田花音の話です(笑)。
いやもうホントにすごかった。感覚的には「すごい」じゃなくて「すげぇ」。きれいな言葉遣いを忘れてしまうほどのものがあった。


スマイレージ結成のはるか前からその能力が評価されていた彼女ではありましたが、遠巻きに見た印象では、スマイレージの中では残る3人のパワーの前に「器用貧乏」「保護者」のような雰囲気、悪くいえば種々の設定(苦笑)を消化するのに忙しくて彼女自身の個性が行き場を失っているように感じられていました。
ところが。
今日見た福田花音は違いました。
誰よりも高く脚を上げて踊り、誰よりも激しい自己アピールを行い、誰よりも力強く躍動する。
これが本気の福田花音なのか。アイドル好きな努力型の演技派女優が、自分の理想とするものをステージ上に現出させるべくリミッターを外すとこうなるのか。舌を巻きました。
飢えた獣が獲物に食らいつくときのような勢いとキレ。これが真の福田花音なら、今までヲレが福田花音だと思っていたのは何だったんだ。こんな激しさを秘めていたとは知らなかった。教えてくれたっていいじゃないかよぉ。
そんな福田花音、いや、にょん様は誰よりも輝いていました。個人的にはMVPです。


理想を追求すること。ハローの根っこの一つでしょう。しかもとびきり太い。プロデューサーからして相当のロマンチシストだもんね。
たとえば鈴木愛理嗣永桃子であり、もちろん矢島舞美であり。グループ内で強い存在感を示す人は、皆それぞれの理想を持って、常にそれを追い求める。ある山の頂にたどり着いたと思ったら雲の中からさらに高い山が現れ、ためらわずそれを登っていく。
そんな求道者のような立ち居様に心震わせる人が、ハローのファンには多い。ヲレもその一人、だと自分では思ってる。
世間の理解はなかなか得られないけど、人のありようとして美しいよな。個人的にはそういう美しさを理解しようともしない愚昧な大衆は捨ててしまえ、と思っているのだけど、流行音楽をやっている以上は「大衆の人気を得る」という最大の理想があるから難しいだろうね。たとえ実際は流行していなくても、だ(泣)。



話がどんどん逸脱していくけど、とにかく今日のコンサートでヲレはにょん様を見直したというか、今まで見くびっていたなと反省する次第。ごめんなさい。
今日からは、にょん様が自分の理想のゴールをしっかりゲットできることを陰ながら祈り、こっそり気にかけることにします。
ゲットゴールだ、福田。

*1:スマイレージだってエッグから数えればかなりの時間を業界で過ごしている。小川紗季なんてキューティー感謝祭に出てたんだぜ!?