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なぜあの福家が天国だったのか、あらためて考えてみました。
別に同じ日に桃子のパシイベがあったからそれに引っ掛けてとか対抗してなんて意識ではないわけです。いや全然ないとはいいませんけどそれだけじゃない。
少なくとも僕はあの握手会で心から満たされたし、翌日気がつけば風邪がすっかり治っていて、ああ子供の頃に伝記で読んだベーブ・ルースと少年の「約束のホームラン」の伝説ってのはこういうことか、なんて思ったものです。ちなみに似たようなことは日本でもあったらしいです。仮面ライダーが慰問に訪れたときのことだと聞いております。


舞美には写真集を買ってくれた人への感謝、一歩踏み込んで妄想で捏造するなら、写真集を買う、握手会に参加するという「行動」をしてくれたことへの感謝を伝えたい。
僕らは写真集の感想(まぁ僕は未見だったんでDVDの感想でしたがw)を伝えたい。
立場が違うから字面の上でのベクトルの向きは逆なんだけど、「伝えたい」という同じ気持ちを持ち寄って、あの短い時間(苦笑)でそれを一気にガーッと伝え合う。言葉よりも早く伝わる気持ちのやり取りができたから・・・だったんじゃないかと。
あの短い握手(しつこいw)の間に、僕らと舞美の気持ちはハグくらいしたと思うよ、脳内だけど。


思いを共有できる、というのは舞美に限らず℃-uteの魅力の一つかもしれないなぁ。いや℃-uteに限った話じゃないとは思うけど、他所様のことには詳しくないんで申し訳ないね。
現場でも、客席からの愛情の波動を一身に受けたいメンバーと思いを少しでも伝えたい観客との間で、ある種の愛情とか優しさで満たされたいい空気が醸しだされております。


そういえば、今まさに僕らと℃-uteは同じ思いを抱いているのだよね。
この場にいない大切な仲間を待つ。でも立ち止まりはしない。
その思いが今の℃-uteを、そのパフォーマンスをより輝かせているということは、あっても不思議じゃない。
そりゃあ僕だって歳を考えずに2日間4公演を張り切っちゃって、階段の昇り降りがつらいくらいの筋肉痛にもなろうってもんですわ(苦笑)。若い頃のように「CoCoで2時間跳びっぱなし」というわけにはいきませんでしたが、近いものはありました。自慢にゃなりませんが・・・閑話休題


そういう空気はあるのだけど、じゃあ新参に敷居が高いものなのかというと、決してそうではないと思います。まぁそのへんのことは時々友人を誘っているえっつんさんにでも訊いてみないと本当のところはわかりませんが。


僕が今までに経験したような互いに利用しあって消耗しあう関係は、℃-uteと僕らの間に関してはない。少なくともないと思わせるだけのことをやっている。そういう意味では、℃-uteというのは僕の経験則における「アイドル」ではないですね。カテゴリーはそうであっても、その範囲内でできることの限界ラインを広げようとしている。というかごく自然に広がっている。
きっとOG含めたハローのみんながそうなのだろうと思います。聞くところによると安倍さんや松浦さんなんかも心のこもったいいライブをやってるらしいですし、メロンとの軽く馴れ合いつつもゴツゴツとした遠慮なしの関係は事あるごとに体験しております(笑)。


℃-uteは(僕の知っている)「アイドル」じゃない、という話は和民でちょっとしました。
じゃあアーティストか、という問いが出てくると思いますが、そういう二元論に落とし込むのも何かがズレてしまいそう。
℃-ute℃-uteです。それでいい。それがいい。


今日は一日中『SHINES』が脳内で鳴ってまして、あー俺はもうAB℃には入らないのか、と思うと非常に残念です。かといって札幌はいくらなんでも遠いし名古屋の日は病院とハロショだしなぁ。今週末に10万馬券でも当たれば午前中に両方済ませて新幹線というのもやぶさかではないですが。ってチケどうするんだか。