誇り

まずは昨日の『ベリキュー!』の話から。一応ネタバレ回避。


























『復活!!歌ドキッ!スペシャル』で、℃-uteの7人がシャ乱Qの『上・京・物・語』を歌いました。
見どころ聴きどころはたくさんあったのですが、

このラストカット。一見何の変哲もない全員のロングショットなのですが、えらくシビれたんですよ。
伝わってくるものがあった。
「私たちは歌う者である」という自覚とか自信とか誇りとか、そんな感じのもの。
とにかく「歌う喜び」を全身から迸らせていたあのコたちが、いつの間にかそんなものまで感じさせるところへたどり着いた。
思わず震えがくるほど感動しちゃったわけですよ。


えーと、以下は、
「警告」
「爆走モード突入」
(ネタ元・メロンライブ)
ですのでもしかしたら不愉快に思われる方がいらっしゃるかもしれません。























巡回していると、時々気になる文言を見かけます。
「○○をアイドルだとは思っていない」
「○○はただのアイドルじゃない」
「○○はアーティストだと思ってる」
「アイドルなのにここまで歌える(踊れる、MCがうまい・・・等)」
・・・etc.
正直に申し上げまして、腹が立ちます。


「アイドル」というカテゴリーに分類される業務を行う女のコたちを応援している人が、彼女たちを称えるのに「アイドル」をあたかも劣ったもののように扱う表現をわざわざ行う。これはいったいどういうことなのか、僕には理解できません。
アイドルを劣ったものだと思うならアイドルの応援なんかしなきゃいいんじゃないのかなぁ。他にもっと上等なものがあるでしょう、きっと。僕にとってはアイドルこそ芸能の頂点なんでよくわかりませんけれど。


無意識のうちにアイドルを見下しているかのような感覚は、回りまわって大好きなはずの○○(個人でも複数でも可)を軽く扱うことになり、時には現場での暴走となり、時には自分を卑下することになっていわゆる「キモい」ものにしていくんじゃないのかなー、なんて思いがあります。論理的あるいは科学的に証明されていることではありませんので、個人の思い込みだと解釈してください。実際その通りだと思います。


「○○はアイドル。だから素晴らしい」
と堂々というのは難しいかもしれません。でも、
「アイドルの固定観念に囚われて○○をスルーするなんてもったいないわー」
くらいのことはいつでもいえるようでありたいと思います。
でないと、喜びと誇りを持って仕事に臨む℃-uteの前に立つことは僕にはできないのです。