今日の手毬唄

PVを繰り返し見てます。PSPにも入れたし、これで明日の病院とハロショの行き帰りでも楽しめるわけです。
昨日も書いた通り派手な色彩で、それがなんとなく非現実的な雰囲気を醸し出して、なるほどこれ撮った人は「現代のおとぎ話」というキーワードをこういう風に解釈し表現してるのね、なんてことを思わせます。
で、派手ではあるけど決してけばけばしくはなく、意外に目に優しい。これは色とりどりのセットのあちこちに潜む「闇」とでも表現したくなるような黒が効いてるのかなと。
色調とかコントラストの補正でもしてるのかと思うくらいに、色のあるところはくっきりと出ていて、ないところはこれでもかというくらい真っ暗。ネオン管をバックにしたバストアップのソロショットなんか「光が闇を際立たせ、際立った闇が光をなお引き立てる」みたいな相乗効果を感じますし、逆光でのダンスショットも幻想的で印象深い。これもまた「非現実」感につながるわけで。
曲が短いから当然尺も短くてサクサク見られるし、見るたびに何か奥深いものを感じて繰り返し見たくなる。味わい深いPVだなー。