ろーまーんーす!

「まんが はじめて物語」@八幡堂さん。


ロマンスの、名称の由来が渡辺美奈代の「恋愛(ロマンス)紅一点」なのはその通りなはずですが、正確には振り付け発祥じゃないんです。たぶん映像資料というのは残ってないと思います(あってもあまり見たくはないです)が、あの振りに合わせて親衛隊が踊っていたのが原形なんです。東武動物公園だったか青砥ユアエルムだったかで目撃しています(笑)。このへんはWikipediaの記述もあいまいですね。
まったくのオリジナルとも思えませんから何かしらの元ネタはあるのでしょうが、それはさすがにいぬいぬさんあたりじゃないとわからないと思われ。


その後僕がロマンス(という名称はついてなかった)を見たのは制服向上委員会、というか吉成圭子の「明日への勇気」です。その頃の記憶はこちら。それなりに流行はしたんですが何せ地下アイドルの現場の話なのでそれほど有名にはならず。
これだけ広まったのはハロプロという大メジャーの現場で取り入れられたのと名称がつけられたことが二大要因でしょうね。あるいは吉成ちゃんからハロプロアキバ系に分岐したのか。


で、美奈代〜吉成ちゃんの時代とハロプロ以降では若干違いがありまして、ハロプロ以降は手をほぼ垂直に挙げているのですが、昔はもうちょっと斜め。角度的にはいわゆる「仮面ライダー1号の変身ポーズ」程度でしょうか。左右の切り替えについても、今のは主に上半身だけでやれるんですが、昔は腰でやってました。「上半身だけだとかっこ悪いから腰を入れろ」なんて客同士の指導があったり(笑)。
これについてはステージによりアピールするのとスペースの問題とを考えた末の変化だと思います。ただオリジナルを見たりやったりしていた身には違和感が(苦笑)。


美奈代と吉成ちゃんの間、吉成ちゃんとハロプロの間にはそれぞれ空白があって、この間のことは僕にもわかりません。美奈代にせよ吉成ちゃんにせよ「この曲限定」とされていたものだった*1ので、たまたま両方を見ていた人が思い出した時にやるようになった、程度のことかなと考えてはいます。これはもっと詳しい人がいないとわかりませんね。いぬいぬさんとかいぬいぬさんとかいぬいぬさんとか。

*1:そのせいか今も「たまにやるから面白いんじゃないかなー」と思うこともあります。