マルハのパッ缶

雑感、で先日書くのを忘れたボケでした。

行かなかった舞美ソロライブですけど、行った方々のおかげで概略はつかめました。春一番は聴きたかったなー。
入ってないライブの感想なんて斬新なネタは初めて扱いますが、何せ入ってないので事実と違う部分は大目に見ていただきたく。

四季、そこにある人の心。

端的にいって、これが彼女の「がんばろうニッポン」なのでしょう。
美しい四季のある風土、その恵み、あたたかい人の心。そういうものがある場所に今自分たちは生きている。それを思い出そう。そんな当たり前の日常を奪われた人々が、それを取り戻したり新たに作り上げることができるように、何かをやろう。そういう気持ち。

ヲレが単騎でよみうりの客席にいたということは、3rdアルバムのイベントの時かな。

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リーダーによる最後の挨拶を聞いていて、
「これを綺麗事と捉える人もいるだろうな」
と思ったのですよ。
だけど、
「せめてこの℃-ute空間くらいは、その綺麗事を通せるようであろうじゃないか」
そんな志を抱いたのもまた確かなことでございましてね。

感受性、という表現が正しいかは迷うところですが、
他人の喜びをともに喜び、怒りを前に身をすくめ、哀しみを自分のことのように哀しみ、楽しむ姿に最高の笑顔を見せる。
そういう人なのだろうと思います。
そんな人格をもった人から出る心からの言葉であれば、それは僕らのコミュニティ内だけでも実現させなければ。
理想主義？　そうだよ、それが矢島舞美であり℃-uteでありHello! Projectなのよ。
いや、矢島舞美さんにとっては理想じゃないのか。ごく普通の当たり前の、なんでもないことだ。

考えてみれば。
僕らは彼女たちが夢や理想を追う姿を応援していて、心情としてはハッキリと味方しているのだけど、あちら側にしてみれば、自分たちはどれほど支持されているか、という「現実のバロメーター」でもあって、さらに、今は味方だけどいつ味方されなくなるか・・・という時限爆弾でもある。実際に離れる人が少なからずいるわけだし。
エンターテインメントの発信者と受信者という仕事を通した関係である以上「超えられない壁」だろうね。
でも、ともにライブを作り上げる関係なのだし、作り上げられるものはもっとあるはず。

「何をやっても受けるものだから、楽なほうに走ってダメになりかけていたタレント」と「いつも過剰サービスをされるものだから快楽におぼれて、楽しくないと人のせいにするダメなファン」との幸せなダメな関係は終わった。

（遠井実頼、『おしゃれ制服向上委員会図鑑IV』[1995、SKi図鑑編集部]P72）

と語られてから数えて16年、間違いなく時代は変わっているはずなんだ。そうだよな？　自信を持っていえるよな？

从・ゥ・从＜負けないで・・・
それはもしかして『青春のEVERGREEN』（田山真美子）か。

当時から思ってたけど、今聴くとさらに歌唱力の問題が際立つなぁ。演技では高評価をいただいた人なんですけどね。

从・ゥ・从＜ひとつ素敵な自分♪
从・ゥ・从＜見つけるための未来♪
从・ゥ・从＜諦めたら　そこで〜負けだ〜から♪
从・ゥ・从＜泣いた〜顔のままで　笑う♪
今度は『負けないで、勇気』（中山忍）かい。

これも歌唱（ｒｙ。

・・・いい加減皆さんの怒りが限界に達しそうなのでこのくらいにしておきましょう。

ラスト１曲。ベストの選曲だったでしょうね。

「不思議なもので、我々が誰かを励ますとき、『勝て』とは言わない。『負けるな』と言う」

某チャリティミニコミの拙稿にそんな文言を入れておいたのですが、まさか矢島舞美さんがミニコミを読んだとも思えないし、さらにいうなら元ネタである某アニメのムック本などさらに縁のないものでしょうから、単純に矢島舞美さんが人間の本質を自然につかめる、つかんだものを自分なりの形で発信できる人だということでしょう。
聴きたかったなぁ。矢島舞美さんと90年代ポップスは恐ろしく相性がいいからね。

（WARNING！　ここより妄想が暴走）

それにしても、だ。
キャンディーズといい「負けないで」という言葉といい、まるでヲレのPCをハッキングでもしたみたいなツボの突き方（笑）。
さらにいうと、ソロ曲で一番好きなのは夏DOKIだし、色シャッフルではプリプリピンクの潔さに感じ入ったし、ZYXを知ってる奴は概ね『白いTOKYO』が好き。
ということは、間違いなくヲレ様が入ることを想定したセットリストであったわけだから、連番をお願いしてた友人を抽選で落としたFC関係者は海よりも深く反省するように（笑）。