大忘年会

そんなわけで、急遽ネットブックでの視聴となりました。



こいつは向いてない。
CPUとかメモリの話じゃなく、内蔵スピーカーの音質があまり良くなくて、暮れでバタバタと忙しいリビングで見ていると、何をしゃべってるかまるでわからない。
どうにかこうにか必死に雰囲気をつかみながらという苦しい視聴となりまして、イヤホンつなげばよかったんでしょうけど、ちょうどお昼を食べたりチンしたりしながらだったのでそれも難しく。おまけにオフラインでは東京大賞典のウソヨまでやるんだから、まぁ忙しいこと(苦笑)。


  • 第一部:キューティーぐだぐだ2010

勝手に名づけてみました(笑)。
鍋をつつきながら℃-uteの2010年を振り返ろうという、いわば動くぐだぐだCD。食べながらワイワイキャッキャしてる10代の女のコたちの様子を、横から固定カメラで撮って眺めようというある意味変態的な企画・・・といえなくもないけど、こういうのは大好きだ!(笑)


Buono!の仕事で欠席の愛理を除く4人で自己紹介した後に、空いた空間を指し、
(o・v・)<そしてここに鈴木愛理
というまいまいさんがいきなり泣かせます。


・正月ハロコン
・『SHOCK!』リリース 
  リ ・一・リ<ずっと愛理が歌ってて
・しましまいまいバースデーイベント 
  リ ・一・リ<まとめると千聖だけ仕事がないから「こいつ来るだろうな」という考え
・アルバムリリース
・ショッキングLIVE
  ノソ*^ o゚)<(フラッグパフォーマンスは)緊張で手汗がすごくて
  ノソ*^ o゚)<野球のキャッチャーが投げるような滑り止めを塗って
 ロージンバッグのことかナカジマ。あれ使うのはピッチャーとバッターだ。バッターは最近スプレーが多いけど、ちばあきおの漫画でパタパタやってるのはいいよね。
・リ ・一・リ<舞美ちゃんどんだけ食べたいの!?
・『キャンパスライフ〜生まれて来てよかった〜』リリース
・ツアーで大阪へ 単独公演100回の話題でなく「大阪で好きな食べ物」の話題に(笑)
 リ ・一・リ<とにかく大阪は・・・ソースがおいしいと思うよ
・FCバスツアー バスにガタガタ揺られて新潟
夏ハロ
・『Danceでバコーン!』リリース
 まいまいさん、一人だけ振りが違ってたことを公式に認める
℃-uteの日
・超占イト リ ・一・リ<達成感はあったよね
ヤマダ電機蚤の市@グリーンドーム前橋


話があっちこっちに飛んだりまとまらないまま次の話題へいったりと大混乱、ソーシャルストリームでは「あの話題がない」「アレとソレがごっちゃになってるぞ」とツッコミ大会(笑)。
それがキューティートークの味でもあるのだけど、アウェーじゃ通用しないこともあるということがプロモで出たあちこちの番組で露骨に表れたのも2010年という年でありました。
映像があるからそれだけでも楽しめたわけですが、振り返りトークということだけを考えると以前のぐだぐだCDの方がまとまっていたかも。というわけで復活キボンヌ。
リ ・一・リ<いっぺんに話すとわかんないからそれぞれ気をつけて
リ ・一・リ<Ustreamのプロとして言うけど
トークで終始大活躍の岡井さん、野菜が足りなくなって厨房に切りに行くという局面も。
なきちさがトークを回し、リーダーはひたすら食べる(笑)。そんなリーダーの食い気エピソードも紹介されました。


  • 第一・九部:飯田さんと話してみた

トークコーナーが11〜12月に差し掛かろうというところで、突然飯田さんがやってきた!
( ゜皿 ゜)<カオリノ ポンズ タベル?
とは言ってなかったか。
飯田さんのブログによりますと、


お仕事は昨日で終了しましたが
打ち合わせをしに事務所に行ったら
かわいい後輩℃ーuteが、忘年会をユーストリームしてたので
周りに乗せられて(笑)少しだけ出演してきました
久しぶりにゆっくり話せて楽しかったよ
CDも貰って来たよ
しっかり覚えてカラオケで歌う約束しました


(行空け、絵文字は勝手ながら引用者の判断で割愛しました)

とのこと。半角ハイフンであるべきものが全角音引きになってるのはご愛嬌。ブログ始めた頃を思い出せば(謎の妨害電波)。


昔からかわいい女のコが大好きな飯田さんはけっこうご機嫌。軽く「親戚のおばちゃん」入ってました(笑)。
大先輩を前にした℃-uteからはぐだぐだ感が抜け、「先輩に失礼があってはならない」と、いい感じに空気が締まりました。何を話してるかよくわからなくても、5人が飯田さんに「今年も私たち頑張りました」と伝えようとしていることはわかりました。
ある意味ココロの年末大掃除。楽しくなかろうと寒風の中だろうと、やることで新しい年を迎える心構えが生まれる。


・踊ってみた(本人)
・ランド5の挑戦VTR
・『会いたいロンリークリスマス
(書き出してみて気づいたけど、キューティーミュージカル、略してキュージカルの話がほとんどなかったw)


こういうのがハローのいいところだと思います。後輩が先輩を尊敬し、先輩が後輩を厳しくも温かく見守りながら、良き手本であろうと自らもモチベーションを高めていく。
最近は固定ファン相手の興行が多くなってあまり聞かれなくなった話題ではありますが(苦笑)、テレビ出演や雑誌の取材が今よりもっと多かった時期には、折に触れて「ハロプロの子たちは挨拶がしっかりしている」という評判を耳にしたものでした。
「おはようございます」の一言が次の仕事につながることもある業界でもありますから、礼儀というものは、会った人、見る人に好印象を持ってもらうために大事なこと。先輩たちが頭を下げてきたから今のモベキマスが活動できる、ということだってあると思う。それを忘れずに、
「目の前にいるこの人がいるから自分たちがある」
という意識*1を常に持っている℃-uteというのは、人の道のど真ん中を歩いているよなぁ。勉強になります。
一朝一夕に身につくものではないわけで、家庭でも会社でもしっかりとした人間教育を受けているのだなと嬉しく思う次第。
ヲレたちが14〜18歳の頃、29歳の先輩や学校の先生とこんな風に失礼のない会話なんてできなかったよなぁ。
歌やダンスに限らず、どこへ出しても恥ずかしくない人間的な魅力。そういうものがここで見られたのは収穫でした。


締めるべきところで締まってくれるからこそ、僕らの前でだけ見せるぐだぐだが心地良いってものです。ダラダラとぐだぐだしっ放しというのは逆につまらない。℃-uteのコンサートだってそうじゃないかなぁ。歌とダンスでビシッと決めるからこそ、ぐだぐだトークや爆笑ウラ話がホッとさせてくれる。


  • インターミッション・会いロンMV
  • 第二部・カラオケ大会

実をいうと一部知らない曲があったので、セットリストはKYさんのところから拝借。

・ちさまい 「I NEED YOU」

舞美ちゃん会えない長い日曜日

なっきぃラッキーオーラ

なっきぃ「ラララ・ソソソ」

舞美ちゃん告白の噴水広場

・舞ちゃん「王子様と雪の夜

なっきぃ赤いフリージア

ちっさー「ロマンティック浮かれモード」

・なきまい「ディスコクィーン」

・全員「僕らの輝き

正直お金払えるレベル。
MVの間に自分の集中力が切れてしまってサッカーとか見ちゃってましたけど、次第に8.9インチ画面に引きつけられました。
これが℃-uteだな。
聴く者の心に重く響き引き締めてくる歌声と歌う姿は、もしかしたら現代の大衆が求めるものではないのかもしれない。いや正反対だろうという確信めいたものすらある。
でも、歌好きを引きつける確かなものは持っているとヲレは思うよ。
リーダーの願いがかなうには長い長い時間がかかるかもしれないけれど、彼女たちが走り続けるのなら伴走していきたいね。


そんなわけで、緊張感ゼロから始まって、にも関わらず次第にメンバーの真摯な、悪くいえばクソ真面目な姿がどうしようもなく出てきてしまうという、それはそれは実に℃-uteらしい2時間の生放送でした。


それにしても舞美は2時間ほとんど食べっぱなしだったなぁ。裏テーマは「矢島ちゃん、食べる!」だったかもしれない(笑)。

*1:それは僕らに対するものと非常に似通っているはずです。