今日の会いロン

新たなMVがYouTube℃-ute公式チャンネルにアップされました。
http://www.youtube.com/watch?v=PkXiJIPHPYo
Youtube限定公開Ver.とのことで、さしずめ「ようつべオンリークリスマス」とでも申しましょうか。
ノソ*^ o゚)<ちーがぁーう!
そうでした。


会いたいロンリークリスマス』(White Chrismas Ver.)


・・・またすごいねこの出来具合は。
从・ゥ・从<まぁすごい猫のデッキブラシ?
从・ゥ・从<ぬこがストンプでもやるの?
从・ゥ・从<じーゆうー! みたいな
すでに懐かしいなそれ。




Christmas Night Ver.(初回限定盤B)では、同じ場所に立ちつつそれぞれが別の場所で「君」を待っていることを表現する・・・という回りくどくて面倒で、難しいけど伝わったときの感動もその分大きい演出でしたが、今度はソリとその周辺に固まっております。
Christmas House Ver.(初回限定盤A)→Christmas Night Ver.の順で見ると何か意味深いものが立ち上がってくる、というのは昨日経験したのですが、今度はChristmas Night Ver.→White Chrismas Ver.の順で見ることで、また感じられるものがある。


やっぱり目を合わせない*1ことで、5人それぞれに事情があるらしいこと、そのシチュエーションの独自性が保たれる。
なのだけど、5パターンのロンリークリスマスが一ヶ所に集まる、またそれがソリであるということで、
・クリスマスでソリといえばプレゼント輸送用のサンタクロース専用機であり、その大きな特徴は大気圏内での飛行能力を有することである。
・この連想と、Christmas Night Ver.では別の場所にいた5人を一ヶ所に集め感情を包括的に示すことで、5人に象徴される“クリスマスに「君」と会えない寂しさ”、その感情を鳥瞰的な視点で見るという作用が発生。
・少しだけ突き放す雰囲気となることで、感情に溺れすぎずどこか客観的というか、これはフィクション、物語、作品としてお届けするものですよ、という意味合いを加える。
・とはいえこれら一連の作業は、伝わってくる感情の生々しさをいささかも損ねない。
・・・
「個人の事情を徹底的に突き詰めたものは、一般化を試みたものよりも時としてより強い普遍性を帯びる」
そんな出典失念の金言を思い出しながら、フィクションとしての演技ならいいけれど、リアルで年頃のお嬢さんたちにこんな表情をさせてはいけないな、という気持ちになってきます。何目線だよ。



ソリの傍らに置かれたプレゼント、動かないソリ。(仮にサンタクロース専用ソリであるならば)乗っているべきはプレゼントの方なのに、寂しさを抱えた女のコたちが乗っている。
「君」の元へ届けたいのはプレゼントじゃなくて、自分自身とそのココロ。その思いは叶うことなく、雪の中で凍りつき、動かない。


・・・あまりに迫真の演技と映像*2で、正直いうと見ているのがつらくなってしまう。シリーズ中盤以降ホラー風味を強めたら視聴率が下がっちゃった(といわれている)宇宙刑事シャリバンみたいなものですが(たぶん違)、そこまでやってしまうスタッフ・キャストの熱意、そして出来上がった作品のクオリティそのものは文句のつけようがないですね。


去年は絶好調の後シングルのリリースがなく、年明け一発目の『SHOCK!』は公開されていたもののご存知の通りの事情(苦笑)だったもので、
(オ゚Д゚)<これは今年を締めくくるにふさわしい集大成
(オ゚Д゚)<表現力の宝石箱やあーーーーーーー
という気持ちはフォエラ以来。実に気持ちがいいですね。


そういえば、

リ ・一・リ<忘れようとしても スキ スキ スキ♪
ですが、スキと3回繰り返す歌詞って今年の℃-uteにありましたよね。


あまりの落差にちょっと眩暈みたいなものさえ感じました。

*1:そして正面きってカメラを見ることも、やはりない。

*2:照明なのかレンズフィルターなのか、より寒さを感じられるよう色温度にまで気を遣っている・・・よねこれは。