矢島と梅田・・・そして梅田、そして矢島。あるいは℃-ute。

サイゾー買おうと思ったら見当たらなかったナリよ。


ここからは、妄想と捏造の提供でお送りいたします。



矢島と梅田。二人の、二人だけの関係。
ヲレごときが邪推するのは失礼極まりないのだけど。



今でも忘れられないのは、矢島が最初の写真集を出そうという頃。
キューパーで嬉々として紹介する矢島に対して、明らかにリアクションに困っている梅田。


一緒にZYXをやった。Berryz工房に選ばれなかった時は一緒に泣いた。もちろん℃-uteでも一緒。「小さいコたちの面倒を見るように」と会社の人に言われたのも一緒。
でも、一緒じゃないことってあるんだね・・・


それから少しして、テンション上げ子さんに出会ってからは「クールビューティー」をしまい込んで別の一面を前に出していくわけだけど、それまでの梅田を見るのはつらかったなぁ。



卒業が発表された時。
時期が悪すぎただけに落ち込みもしたけれど、嬉しくもあったのよ。


すっかり主流と傍流になってしまい、「天山は蝶野の子分」ならぬ「梅田は矢島の友だち」でしかなくなった関係を作り直したい。
自分が主流になる。舞美が℃-uteの旗を預かるように、自分は自分の旗を業界に立てるための戦いを始める。
それはもう一度「舞美と一緒」になることでもある。
同じ場所にいることよりも、同じ一国一城の主として向き合いたい。
それが、二人の間に上下関係を作らないための、たった一つの冴えたやりかた。


そういうことだと受け止めて、心の震えが治まらなくなるほど感動したの。
かつて「できないコ」矢島が「できるコ」梅田に憧れ、目標と同時にライバルとした(はずだ)ように、梅田にとっても矢島は目標でありライバルなのだ。
きっと今も、お互いに。
互いが互いの前に立っていて、互いが互いを誰よりも理解している。
女のコの割に、またずいぶんと漢らしい両思い。


ならば陰ながら応援し、二人の行く末に幸多からんことを祈るほかあるまい。
一年前の僕が一人梅祭りを開催するに至ったのは、大体そういうこと。



℃-uteの精神的支柱は矢島、矢島の精神的支柱は梅田。
道を分かつことになって初めて、矢島は梅田に守られていた自分に気づいたんじゃないかな。


髪を切ったわけなど、訊かなくたってヲレにはわかるのだ。


この支配からの卒業


守られていた自分からの卒業。守る自分への転身。


村上も梅田もいない以上、℃-uteの旗を共に支える者はいない。
自分が守るほかはない。たとえ有原を守れなかった自分であっても。
矢島舞美が、名実ともにたった一人の℃-uteリーダーになった瞬間ではなかったか。



その後のことは、皆さんご存知の通り。
ブログを見るに、梅さんは伸び伸びと自分のやりたいことをやれている、また追求していける立場を手に入れつつあると感じる。
舞美は℃-ute自慢のリーダーとして、メンバー、スタッフ、ファンから 総出でツッコまれる 信頼を強めていっている。あれだけ信頼もリスペクトもされながら遠慮なくツッコまれる、まるでエラそうに見えないリーダーも珍しい。


℃-uteは強くなった。
それはきっと、一人で旗を守ろうとした矢島を見て、
ノソ^ o゚)州´・ v ・)リ ・―・リ(o・v・)<独りで背負い込むなよ矢島
全員が手を取り合ったに違いない。



梅田が。
矢島が。
村上が。
中島が。
鈴木が。
岡井が。
萩原が。
有原が。


℃-uteは今も、それぞれがそれぞれの成すべきことを全うすべく歩み続け、互いに刺激を与えあい、励みにしあっている。
道が交わることはないかもしれないけど、目指すゴールはそれほど違っちゃいないんじゃないのかな。