今日のお届きもの

一部の人にしか伝わらない話なのでズブッと潜行。

長いことここをお読みくださっている方々にはおなじみの円谷優子のシングルCD『イバラ姫』でございます。
1990年11月21日発売。やばい、キューティーリーダー生まれてないよ(苦笑)。消費税が3%の時代だから、本体が903円で税込930円。この価格設定も懐かしいなぁ。


3曲入りで、タイトル・チューン含めた2曲は同発(だったのか! 忘れてたw)アルバムからのシングル・カット、ついでにいうとジャケ写もアルバムの未使用写真と手のかかってないこと夥しい代物でございますが、残る1曲の『HELP II』こそがこのCDの真骨頂。
なんとデビュー曲『HELP』のアレンジ(アレンジャーごと)と歌詞を替えた姉妹曲というかアンサーソングというか、そんな趣。当然ボーカルも新録。
これがまた絶品でねぇ、完成度が高すぎるほどに高かったデビュー曲の世界をさらに広げ、VAP時代の掉尾を飾る名品となったわけです。
ちなみにこいつはオリジナルの方。


VAP時代の彼女と作詞家・康珍化の作り出す歌の世界がたまらなく大好きな僕ですから、当然発売日、いやもしかしたらフラゲ日に入手したわけですが、アルバム2枚と一緒に友人に貸して、アルバムは返ってきたけどこいつが行方不明。
「返した」「いや戻ってない」の押し問答で、CD1枚で友情壊してももったいないので「ま、そのうちどこかで買えるだろ」と考えて折れたわけですが、その後まったく目にすることなく月日は流れる(苦笑)。中古ショップに限らず、通販やリサイクルショップのワゴンまで探しましたがどこにもなし。考えてみりゃあ売れたわけでもないんだからファン以外は買ってなくて、そういう人は中古に放出するはずもないわけだ。
それでもオークションならなんとかしてくれる、と今回落札に至ったわけですが、アラートに登録してから何年経ったんだろう(笑)。その間にやっぱり行方不明になったアルバム2枚を買い直せたのは助かりましたけど。若い人はこういう目にあわないように、大人買いしたCDはちゃんと保存しておくといいんじゃないかな(笑)。HDDもデジタルオーディオプレーヤーも、もちろん携帯も絶対じゃないからね。それいっちゃうとCDだって劣化の危険はあるけどさ。
とにかく、歌ってやつは心に残っちまうと突然どうしても聴きたくなることがあるから、最低1枚は手元に残すのがこの老骨からのオススメよ。


さっそく「80'S アイドルのススメ!」さんを読みながら聴き返してますけど、いいものはいつ聴いてもいいものだ。あーもうアルバム聴いちゃえ。


シングルのカップリングにはアルバム未収録のものも多いし、今度はVAP時代のシングルのコンプに挑戦してみようかな。いやコンプしてるはずなんですけど、昔買ったCDはほとんどが行方不明なの。探せばあるのは間違いないんだけど、あまりにも労力がかかりすぎてタダじゃやりたくないくらいだし(笑)、1日やそこらで終わる作業じゃないからPCとネット回線つきの寝場所も確保しないとならない。そりゃ無理だ。


あとヲレの中での大物はコスミック・インベンションのアルバムかな。廉価盤で再発されたの知らなくて、今じゃオクでも中古でも5ケタがデフォの有様なんですよ。『YAKIMOKI』もさることながら『ちょっとホント あとはウソ』が聴きたいんだよなぁ。わかる人はほとんどいないはずだから勝手に書き飛ばすけど、中島早貴のヴォーカルで聴いてみたい気もする今日この頃、いや今とっさに思いついたんですけどね。


あ、Youtubeに動画あるじゃん(笑)。NHKに消されないうちに急いでチェックだ!


YAKIMOKI


ちょっとホント あとはウソ


コンピューターおばあちゃん


プラトニック学園


コズミック・サーフィン


・・・途中から大きく逸脱しましたが(汗)、どっちみちマニアックなネタなんだからいいか。
そんな感じで、今日も楽しく生きていけそうです(笑)。