今日のショッキング5

ショッキング5(初回限定盤)(DVD付)

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ショッキング5

ショッキング5

何か不満があったんだけど忘れちゃった(笑)。まぁその程度のものだから大したことじゃなかったのでしょう。
「文句は一週間待て」ってのは俺ルールとして使えるかもしれないなぁ。発売週、あるいはその前にいきなり文句たれて結果的にネガキャンしちゃうって悪意があってもなくても始末が悪いし、一週間聴いても(ここ重要)解消されなかった不満ってのは発言する価値も耳を傾ける価値もあると思うのよ。単なる好き嫌いの問題や否定のための否定でないかぎりはね。
『SHOCK!』の悪口をダラダラいい続けたのは悪かった・・・かもしれないなぁ・・・くらいのことは頭にあるんですよ、ということでもあります。今さらですけどね。今度はもっとうまくやりたいものです。そんな機会が訪れないことが一番ですが。読まされる方はたまったもんじゃない、ということもよーく存じ上げておりますが、やる方もやる方で精神衛生上はかなりよろしくないのよ。
悪口がストレス解消になるなんてことはなくて、何やらよろしくないものがココロに溜まっていくだけよ。そりゃあ我慢できないこともあるけど、やる時はブレーキをベタ踏みしながらの方が後々問題が軽くて済むのかもしれない。


以下どんどんあらぬ方向へ逸脱していくので、興味のある方だけ、お付き合いいただける範囲で、という趣で。今さら断ることでもないでしょうけど(苦笑)、お初の方がいらっしゃるといけないので。ここ基本的にそういうブログ風の何かです。



たとえば『Lonely girl's night』にだって不満というか「ここをこうしてくれてれば」みたいなものはあるのですよ。あるんだけど、ネットで発言するほどのことでもないな。ヲレの好みの問題ってことで酒の席か何かで愚痴れりゃそれでいいやぁ、みたいな。あ、ちなみに宴席はパーッと楽しく盛り上がる──のを楽しく眺めながらひたすら食う──のが好きです。
理想はヲレ自身が音楽プロデューサーとして作品で「こうやるべきだったんじゃないかと思うんですけどねぇ」って返すことなんだけど、残念なことにヲレは音楽プロデューサーじゃなくてただのヲタクなんだよなぁ。受け手として作り手を打ちのめせるほどのテキストが書けるわけでもないし。
聴き手が批評する権利ってのは間違いなくあるんだけどそれは無制限じゃないと思う。少なくとも酒飲みながらボヤいて終わりにできる程度のものは批評じゃないし*1、それを安直に垂れ流されちゃうってのは、逆の立場だったら「有名税」なんて言葉じゃ割り切れないよなぁきっと。けっこう打たれ弱いのよヲレ。


それでも一言だけ世界中に発信しちゃうとしたら、
「力いっぱい歌うばかりじゃ聴く方はくたびれちゃうかもよ」
くらいかな。伝えようとするあまり伝わらないこともある、という意味では、世界中でもっともこれを発言するにふさわしくない者の一人がヲレかもしれないけど(苦笑)。


本人の一本気なところが出ちゃうのか、矢島舞美という人の歌あるいは歌声には、消すに消せないシリアス感があると思うのよね。だからハッピー/アンハッピーでもポジティブ/ネガティブでも、とにかく徹底して極端に振った世界観がバチッとハマる気がする。一方に『愛は勝つ』(もう持ち歌扱いしちゃえw)や夏DOKIや青春ソングがあって、対極にコレ。真ん中がないのは実に舞美らしい。
で、実をいうと暗い歌を歌っても、
「・・・というお話だったのサ」
とフィクションに飛ばしてしまえる妙な明るさもある。狙いと正反対の空気を常にまとう個性といえばいいのかな。ヲレの中ではまったく矛盾してないんですがダメですかね。
このへんが、あまりにも率直に歌の世界にハマってしまうものだから、明るい歌をアッケラカンと、あるいはちょーノリノリで歌うのはいいのだけど暗い歌や歌唱になると聴いてて陰陰滅滅とした気分にまでなっちゃう・・・という傾向があるかもしれない鈴木愛理とは明確に違うなーと感じるところで、歌唱力に大きな差があるにも関わらず、この二つの個性がヴォーカルの二本柱として立っているというのは意味のあることなんだよなぁきっと。


そういう個性だから、チカラを込めすぎると逆に抜けていくものがあるんじゃないかなーと感じるのです。ひたすら明るくものすご〜くポップなやつを歌ってみるといいバランスかも。というわけで、何かのついででいいからいっぺん舞美が『イエロー・サブマリン音頭』をご陽気に歌うのとか聴いてみたいのだよヲレは。色々な意味で無理があるかもしれないけれどね。
もしかしたらあの「H22 Remix」はこの線を狙ったのかなぁ。

从#・ゥ・从<うぃーおーりーびんないえろさぶまりんっっっ!!!!!

ってな具合に、ロウソクの火が揺れないどころか燭台ごとぶっ飛ばす感じ・・・までにはならないとは思いますが、なったらなったでかわいいよな(笑)。

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それにしても、聴けば聴くほどこいつは名曲。萩原哲晶がアレンジしてるからあちこちがクレージーキャッツだし、クレジット上の訳詞は松本隆だけど一部は森雪之丞が書いたものを使ってて、森雪之丞といえばこういう遊びゴコロ溢れる詞のオーソリティーだし。もちろん金沢明子の歌唱力はいうに及ばず。ただ面白おかしいだけじゃないものがある。
ポール・マッカートニーが「歌詞の変更を伴うカバー」として許可するに至ったのも、手練の仕事と音頭のリズムに「これはこれでアリ」みたいなオリジナリティを感じたのかもしれないなぁ。

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初動25位、推定6475枚と。胸を張るにもやさぐれるにも中途半端な数字ですが、いわゆる基礎票としては実感としてかなり「わかる」数字だという気もします。何らかの浮揚策があるならそろそろ取りかかっていただかないとなー。ヲレが判断することじゃないけど。根拠はないよ、ただのカンってやつさ。

*1:それ自体はとっても楽しいから嫌いじゃない、むしろ大好きなんですけどね。その昔ある地下アイドルのハシリ的なグループのプロデューサー氏とライブの前日に東京競馬場パドックで鉢合わせしたことがありまして、成果が散々だったこともあってあの後の飲み会は盛り上がったなぁ(笑)。