わが青春の・・・


アルカディアじゃなくて申し訳ない。
2009年も残り一ヶ月を切ったというこの時代に、

なんてものをブログの更新ネタにするなんて物好きは・・・いや日本のどこかにはきっといる。たぶんいると思う。いるんじゃないかな。ま、ちょっと覚悟はしておけ。ナンノコッチャ。
需要はないだろうから潜行して細々とやりますか。



・・・書こうと思ったんですけど、こんな素晴らしいサイトを見つけたんで、ヲレもう書かなくていいじゃん、みたいな(苦笑)。ちょっと脇に逸れますが、このサイトすごいというか恐ろしい。TOPページにズラッと並んだ錚々たる面々を見よ! ちょっと読みづらいのが難点ですが、我ながらとんでもなく資料的価値の高いサイトを見つけてしまったものだ。当然ブックマークです。
世の中上には上がいるもんだ。


ポピンズがデビューした1986年4月21日というのは、絶対に忘れられないあの悲しい出来事からおよそ2週間。深刻なダメージを受けた僕は、なぜか「嘘であればあるほど素晴らしい」とばかりにより虚構性の強いアイドルを求め、当時でも相当のアナクロ感があった「妖精」なんてものを真面目に(かどうかはわからないけど)押し出してきたことにえらく感動して、がっつりとハマったのでした。


「双子に間違われるけど友達」とか「見分けがつかないほど似てる」なんてのはハローでもたまにあることで(笑)、そう考えるとどこかでつながってるのかも・・・なんて思ったら、意外な接点が。
今も昔もポピンズを語る際について回る肩書が「吉本興業所属のアイドル第1号」。僕もすっかりそのように記憶していましたが、Wikipediaによると正確にはSSMの所属だったそうで。ヲレはそんな昔からあの会社と縁があったのか! と頭を抱えたのはナイショだ(笑)。


そんなポピンズ唯一のアルバム。当時もCDで発売されてまして、ラジオ(LFでレギュラー持ってたんですよ)の公開録音に行った時に持ってる人も見かけたものですが、再生機器を持ってなかったためにアナログ盤しか買わなかったわけですよ。で、2年後にCDラジカセを入手した頃には市場のどこにもありませんでしたとさ(苦笑)。
通販限定で全シングル(B面含む)を追加して復刻されたのですが、僕が知ったのは販売が終了してから。オークションでも若干プレミアがついて手が出せずにいたのですが、ウォッチリストに放り込んですっかり忘れてたのが再出品を繰り返すうちに値を下げていったらしく、未開封新品が送料込みでだいたい℃-uteのDVD1枚分。「AB℃を先に買うべきじゃないのか」という考えも頭をよぎりましたが、後回しにして誰かに落札されたら目も当てられない、と即決でポンしたわけでございます。


曲によっては23年ぶりの再会となったわけですが、今は押されることのないツボをグイグイ押される感じがたまりません。今のアイドル・ビジネスで80年代風を狙われると愉快な気はしないのですが、こうやって当時のモノを聴くというのは実に楽しいものでございます。時代を感じさせる音ではありますが、それが古く聴こえないというのは出来の良さもさることながら、自分こういうの好きなんだなーとあらためて思わされました。
いやぁ、いい買い物でした。