やっぱ無理

先に吐き出してしまわないと。吐き出すことも許されず笑顔でいることしかできなくて、でもそれを一心不乱にやれる女のコたちを心から尊敬します。
「怒りの気分に満ちたものは人を不愉快にする」といいます。だからいつものおちゃらけキャラを通すには書かずに済ませなければいけないことなのですが、そうはいかなかった。つくづく中途半端な人間です。
そんなわけでここから先の閲覧は非推奨。自己責任でどうかひとつ。


せめて今日くらいは気持ちよく寝かせてほしかったわ・・・。


正面からアプローチするのはまたの機会にします。そうでないと睡眠時間がなくなっちゃう。
なのできっと斜め上からの話になるのだけど、今僕をイラつかせているのは、


どうしてここの大人たちは自分らの始めたストーリーの決着をつけないんだろう


ということがもっとも大きい。「休養」という発表をしたことで「ひとまず治療に専念し、その後復帰を目指す」というストーリーが始まったわけですよ。なんで「最終回」となるこの発表でそこに触れないのか。嘘でもいいから、
「復帰に向け努力しましたが、進化を続ける℃-uteのパフォーマンスを今後他のメンバーと同じレベルで行うことは困難と判断、本人との話し合いの末このような決定に至りました」
くらいのオハナシは作りなさいよ。僕は脳内補完してますが、そこを客に委ねるなんて何を甘ったれてるのかと。


プロレスでいう「下手なブック」というやつです。これが一番冷めるんだよなぁ。団体がダメになっていく時は必ずこういうのが出てきてファン離れを招く。逆にノってるところの切れる人がうまいブックを書くと猪木ベロ出し失神みたいな「ないないないない」ってなものまで伝説になるわけですよ。


用意された結論に向けて観客を納得させるためのエクスキューズというか道案内というか、そういうものはちゃんとやれと。というか、そこが一番大事な仕事じゃないのかなぁ。楽曲の魅力だけじゃなくアーティストへの「共感」をどれだけ勝ち取るかが大事な時代なんだし(それが僕にとってクソ面白くもない音楽シーンになった最大の原因だと思ってますが)、殊にハローの場合「物語性」に魅力を感じている人はまだまだ多いんだしさ。


打つ手打つ手がみな最悪、というのは傍で見てる分には大爆笑なのですが、僕のようにズブズブはまり込んで抜け出せないようなロクデナシには死活問題なんですよこれは。
どうも今僕らに見える範囲のことを担当していたり統括して責任を負う立場にいるであろう大人たちってのは、エンターテインメント産業に従事するにあたってもっとも大事な資質や能力、あるいは「他人様に見せるものを作ってる」という自覚が欠如しているとしか思えないんだよなぁ。
「他人様に見せるものだから見せたくないものには蓋をする」んじゃなくて「他人様に見せるものだから見せたくないものも見えてしまう。ならばせいぜい飾り立てよう」って意識を持ってほしいんですよ。それができないんなら適性に難ありだと思う。いくら未曾有の不景気だからといって、向いてない仕事をやることはないんじゃないですかね。