夜公演のMCの話

すでに巡回してご存知のこととは思いますが・・・


从・ゥ・从<夏のツアーは、7人でできたらいいなと思います!!


あの瞬間の客席のどよめきというか歓声というか、いつものMCへのリアクションとはまるで違った。一瞬で沸騰したというべきか爆発したというべきか。


僕としては伏線というかある種の前フリというか「ふり幅」みたいなものがありまして。
最初のMCで、これまではかんにゃ欠場のアナウンスと「栞菜の分まで頑張ります」みたいなことを舞美が言っていたのですが、今日はなし。ああこれが「コルテア名古屋公演」という冠がついた公演ということか、みたいな、なんとなく寂しい気持ちがしたスタートだったわけですよ。


それがあってのあの言葉ですから、表現は悪いですが「やりゃあがったなリーダー」みたいな。うん、ニュアンスが伝わらないね(苦笑)。


℃-uteは7人である」ということを6人でやってきたツアーの最後にあらためて宣言したというか、またしばらくは6人での仕事が続くのだけど、このツアーも一人欠けていることを感じさせないものではあったんだけど、それでも℃-uteは7人なのだと。


この公演が終わったらいったん7人に戻って、その上でまた6人での仕事をやっていく。そんなイメージが瞬時に浮かびまして、その(僕らの見えないところではあるけれど)「戻る」というイメージ、℃-uteはいつでも7人であって、仕事は6人で続けていても節目節目であるべき姿に戻り、7人分の心と力を補給してまた6人で仕事するのだ・・・みたいなことがすごく嬉しくて、危うく涙腺が決壊しそうでした。


またそんなことを当たり前のことのようにサラッと言っちゃう舞美のかっこいいことよ。
いや、℃-uteが舞美と梅さんとなっきぃと愛理とちっさーとまいまいとかんにゃの7人であることは当たり前なんだよな。今が当たり前じゃない状態なんだよな。
終わりの方で思わず涙した舞美。「6人じゃダメじゃん」と思われてもいけない、「6人で十分」と思われてもいけない。そんな状況で日々の仕事をする。リーダーとしての重圧はかなりのものだったと思います。「6人で活動しつつもかんにゃの戻る場所を確保しておく」というこの難しいミッション、失敗したら責任はすべてリーダーが負わされるわけでリーダーとはそういうものですが、そういう立場論を超えて、℃-uteが大好きな舞美にとって「今後7人が揃うことはない」という事態だけは何が何でも避けなければいけないことだったでしょう。
成否の鍵を握る大きな山場であるツアーを成功させた。この喜びは僕らの想像できるものではありません。


ツアー完走おめでとう、僕らのキューティーリーダー。
ミッションはまだ終わらないけれど、少しの間チカラをためておいておくれ。雨パワーだけは早いところ枯渇させちゃってもいいと思うけど(笑)。