バスツアー振り返り・4
いよいよキューティーエキスパートショーでございます。
乗り込んですぐにサイリウム企画が一部変更になったという連絡。ああ、その方がいいと思ってたよ。こういう臨機応変の対応っていいなぁ。
ホントにバスは1時間ほど走ったらしい。寝てたから知りませんが。ここはエキスパートのご案内Vってあったかな? 過去のライブ映像が流れてたのはかすかに覚えてるんですが。
そんなこんなでバスが到着したのは君津市民文化センター。バスから降りた歴戦の勇者たち(笑)が一斉に押し寄せる姿はなかなか恐ろしいものがあります。
席は5列15番。惜しいところで通路席を逃しました。なんとなく周りを見回して「あーKYさん通路席かぁいいなーいいなー」みたいな。
舞台がかなり低い(座った状態で舞台が目線とツライチ)からちょっとドキドキ。
なんとなく開演が押しぎみで空気がダレかかったところに・・・
レコ大衣装キタ━从・ゥ・从リl|*´∀`l|ノソ^ o゚)州´・ v ・)リ ・―・リ(o・v・)ノk|‘−‘)━!!!
今回も前回同様、ショーの前半で歌う曲は事前に知らされておらず、本番中にメンバーが抽選箱からボールを引っ張り出して、そこに記された番号に対応した曲を歌うという趣旨。今回はそれに加えて、事前にアンケートをとって決まったリクエスト第1位の曲も歌われると。
「この中から歌いますよ」というリストも配られていたのですが、インディーズシングルからアルバム曲、カップリングにBuono!、果てはジンギスカンまでというラインナップ。なぜジンギスカン? 釣りなのか振りなのか。
この段階でアベマイミがリストになかったので、あぁGEMはないんだなと。つーかロビケロまでないとかどういうことですか。エキスパートショーといったらロビケロッツじゃないんですかねぇ。俺だけ?
まずはリクエスト2位までの発表。まぁだいたいおなじみの曲が並びました。つーか人気曲がほとんど出ちゃったんで1位が予想できない。
そんなこんなで本編スタート。まず梅さんが引いたのは・・・
- 乙女COCORO
この曲はどうしても『携帯小説家』のEDを思い出すなぁ。あの苦くて重くて、でも優しくてあたたかい物語の最後を締めた、女の子の青春をかわいらしく歌った名作。そういえばまだDVD見てないや(汗)。
この後も毎回同じ展開になるのですが、何しろいきなり決まるものだから立ち位置とか歌詞とか色々確認があるわけですよ。不安げにバタバタするメンバーを、
从・ゥ・从<やっちゃおう!
と激励する舞美がかっこいいんだこれがまた。もちろん舞美だって全部の曲を完璧に歌って踊れるわけじゃないんだけど、それでもやるんだよ! っていう姿勢が感動だよなぁ。
ま、歌い終わるとあちらこちらのミスを司会のキューティーちゃんから突っ込まれるわけだけど。
次のセレクトは舞美。
- As ONE
AcerのUMPCキター(違)。
しっとりほのぼのと始まった舞台と客席がいきなりヒートアップ。
キューティークイーンの曲で僕が一番好きなのは『Yes!しあわせ』なんですけど、あのアルバムを代表する曲といわれたらこっちなんですよねぇ。色々思い出深いし、何よりかっこいいわぁ。
なっきぃが引き当てたのは・・・
ある意味早くもクライマックスキター。まるで発売順に歌うものだから運命が4曲目に来ちゃった昨年末のメロンコンのようだ(笑)。
メンバーも「大事な曲」と言うけれど、僕らにとっても同じだよね。なんかこの曲のイントロが流れるたびに気持ちが2007年の暮れに戻るような気がする。
確か舞美が動く方向を間違えてキューティーちゃんにさんざん突っ込まれたような(笑)。
そしてメンバーチョイス(引いたメンバーが好きな曲をオーダーできる)を引いた愛理が、
州´・ v ・)<すごく聴きたい曲があるんですよぉ〜
とリクエストしたのは・・・
- 記憶の迷路
High-Kingだよオイ。さぁここはハッスノレさんが・・・あ、ゆうかいないか。
メンバーは舞美、梅さん、なっきぃ、ちっさー、かんにゃ。
実はあまり聴いてない曲でして(ヲイ)、したがってオリジナルと比べてどうこうという話はできませんしするものでもないと思います。
まぁ舞美しか見てないわけですが(苦笑)、やっぱりHigh-Kingを歌う時はHigh-Kingの表情をしてみせるのだよね。℃-uteとはちょっと違うんですよ、具体的な違いは指摘できませんけど。とにかくさすがだなーと。
次はちっさーの番。何が出るかな?
ヽ(´▽`)ノ
これ大好きなんですよ。
この曲だとゴールデン初デートのある種異様な盛り上がりを思い出します。あの時のなっきぃコールはものすごく熱かった。僕らはあの頃の熱を持ち続けているだろうか?
メンバーチョイスを引いたまいまいが選んだのは・・・
- Kiss! Kiss! Kiss!
Buono!キター。前回のショーでは最後までBuono!が出なかったんで、二年越しの初登場。メンバーは愛理、ちっさー、まいまい。キューティーガールズですがこれなら失笑の心配はない。
(俺)<見せてもらおうか、Buono!の、鈴木愛理のロックとやらを!
なんて軽く挑戦的な態度で臨みましたが・・・
すいませんでしたあああああああああああああ!!!!!!!!
(土下座)
なんですかね、なんとも表現しづらい何かを持ってますね鈴木愛理という人は。
「パワー」と一言でくくっちゃうと大事な何かが抜け落ちるような、でもパワーとしか表現できないような。
パワーというとメロンのような、
ノノ “ З.“)<まだまだいくよおおおおおおおおおおお!!!!!!!
みたいなものだとつい思ってしまう趣味・メロンコンな僕ですが、そういうんじゃなく、
州´・ v ・)<はいは〜い、そんじゃいきますよぉ〜
みたいな軽く柔らかなタッチで気持ちよくノせてくれて、どこまでも舞い上がらせてくれるような。手玉に取られて魂を吸い取られる気持ちよさってのはこういうものかもしれない(あぶない?)。
ラストにかんにゃが引いたのは・・・
- JUMP
何この引きの強さ。台本だってこうはうまく収まらないでしょ。
もちろんいつものように跳んだりタオル投げたり振り回したり。もうちょっと汗をかいてれば「タオルと一緒にサイリウムが回る」プレイも発動したんでしょうけど、あれは危険だから前か右が通路じゃないとね。
そんな感じで前半終了。続けて4thアルバムの曲とリクエスト1位を歌うコーナー。まずは・・・
- ★憧れMy Star★
アルバムのタイトル・チューンからスタート。
曲調からしてまたバリバリ踊りたおすのかな? と思いきや、サビなんかはフリコピ推奨な感じ。でも決めるところはビシッと決めて、かなりかっこいいです。春ツアーの1曲目がこれだったらかなりいいかもなぁ。
そしてお待ちかね、リクエスト1位は・・・
ちょっと意外な感じ。
めぐるのカップリングとして世に出た頃は「昭和歌謡」だの何だのいわれて個人的にもめた曲でもありますが(苦笑)、「昭和歌謡のゼロ年代的アダプテーション」が柱の一つとして確立した感のある今は気にならないですね。同じくリリース時は「これは今の℃-uteにはちょっとハードル高いんじゃない?」なんてことも思ったわけですが、いつの間にかしっかり歌いこなせるようになりました。思ったより早かったな。
まぁそういう余計な記憶を追いやって聴くとホントいい歌です。そりゃ愛理も「好きな曲」に挙げるわな。
そろそろシメかな、さぁ何が来るんだろ。そう思ったところに流れたのは聴きおぼえのあるギターのリフ。
グレンラガン? いや違う。ということはあれだ、
- 青春ソング
キタ━ヽ从・ゥ・从ノ(ゥ・从 ノ从 ヽ从 从ノ 从・ゥ)ヽ从・ゥ・从ノ━ !!!
(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)ナ、ナンダッテー!!
いやまさかここで来るとは。しかも曲紹介も何もなしにいきなり。何このサプライズ。
しかも7人ヴァージョン。これはもしかしたらここでしかやらないものかもしれないぞ。モタモタするな、跳べ! 叫べ! 歌え! 拳を突き上げろ! お前のドリルで天を突け!(違)
・・・いやーこれは熱いわ。まじメロンスイッチというか、その最上位であるところの「運命スイッチ」が入りますよ。ライブハウスで聴きたいわー。
そんな感じでライブは終了。客席になんとなくグッタリした空気が流れる中(苦笑)、キューティーちゃんの「エキスパートの皆さん、準備お願いします」の声。いよいよだな。
しかし、この後僕らの目の前で展開されたことは予想を遥かに上回り、大きな感動の渦を巻き起こしたのでした。
(つづく)