今日の引き取りもの

FOREVER LOVE [DVD]

FOREVER LOVE [DVD]

やっと引き取ってこれました。あとヤンヤンとかUTBとかKindai(ついでに先月号も買い足しw)なんかも。
まぁあとでゆっくり楽しむとして、そんな余裕をかましてもいられずに封を切ったのがこれ。
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発売日が一緒だったとは思わなんだ(笑)。
まぁ需要はないだろうと思うので深く潜航。
(俺)<静かだなあ〜あ〜あ〜海のそ〜こ〜♪


親父が持ってたフォークルのライブLPで『からっぽの世界』を聴いてからは余裕で30年以上、ジャックスという名を知ってからでももう20年くらい経ったでしょうか。「テレビやラジオから流れてこない歌」(苦笑)としては間違いなく僕の「原点」の一つです。
2枚のアルバムはたまに復刻盤CDが出たりして聴けたわけですが、収録されていない『この道』『いい娘だね』なんてのは入手するだけでも絶えずアンテナを張って情報を集めねばならず、普段ハローで忙しい僕はかなり苦労してたわけですが(でも『この道』のCDを買った記憶はある)、iTunesにもインポートしたし、これで晴れて聴きたい時に聴くことができるわけです。


「どんなに盛り上がっている座でも、ジャックスを流すと静まり返る」
そういった人がいます。
シラケるというのではないんです。みんな黙って聴き入ってしまう。それくらい聴く人の心をかき乱し、つかんで離さないものが確かにある。幼い頃の僕は『からっぽの世界』を聴くたびに怖くて泣いていたのだけど、それでもまた聴きたくなった。聴かずにはいられなかった。
今日も聴きながら更新しようと思ったのだけど、書けない書けない。しかたないんで3枚組の2枚目でいったんヤメ(苦笑)。そうなるのはわかっていたけど、やっぱり聴かないわけにはいかなかった。


40年経ってもまったく色褪せない強烈すぎるほどのオリジナリティ。「日本のロックの原点」といわれることもありながら、フォロワーがほとんど現れないほどの孤高っぷり。こういうのを「空前絶後」っていうんでしょうね。
こういうのを聴いて育っちゃうと「Buono!ってロックなの?」とか発言して顰蹙をかうこともあるわけですが(苦笑)、そこはそれ。ロックは自由だからね。


定価だと4800円もするから気軽に「聴いてみてよ」とかいえないですが、逆に4800円出せば聴けるんだからいい時代だよなぁ、なんて思ったり。洋楽には疎いのでよくわかりませんが、詳しい人によるとドアーズとかヴェルヴェット・アンダーグラウンドとかいう人たちに近いらしいです。そういうのが好きな人はよろしければどうぞ。SHM-CD(DISK1、2)なんで僕のPCにくっついてる880円のUSBスピーカー(苦笑)でもなんとなくわかるくらい音質いいですよ。
なんかでかい臨時収入でもあったときに聴いてもらえるとなんとなく嬉しいかなと。別にEMIミュージック・ジャパンの回し者でも何でもないですが。
さすがに4800円は・・・という人はまず1stアルバムから。

ジャックスの世界

ジャックスの世界

特に若い人たちに聴いてほしいなとオジサンは思います。