走る灯台

またしてもみっともない話をするので隠します。


なんとかして横浜に行く手段を講じるべきじゃなかったかな、と思う。美勇伝の件とは関係なしに。


せっかくの休日に、2時間ちょっと電車に乗れば着く現場があるのに、ただ来週の仕事の準備をして、そのくせ「また月曜が来たら仕事だ・・・」と重苦しい気分になっているだけというのは、あまりにも情けない。
果たして日曜に現場があった場合翌日の仕事がちゃんとできるのか、という実験もしなければいけない。今のところ今年最初の現場はバスツアーになる予定だけど、昔のロボットアニメの新兵器じゃあるまいしテスト抜きで実戦というのは不安がぬぐえない。
FC予約を忘れた自分が悪いのだけれど、ならばなおのこと、取りにくいチケをなんとか確保する気持ちの強さを持たなければいけなかったんじゃないかと思う。さすがに今さらどうにもならないけど。財布の中には20円くらいしかないし。


重苦しい気分は、働くことを平日の中心にした生活にまだ馴染めきれてないだけじゃないのかもしれない。
考えて見れば新宿の℃純情から℃-uteを生で見ていないのだから、禁断症状が出て当たり前。年末からメディア露出が続いてるから気づかなかっただけの話で。
やっぱり僕にとっては、メディアを通した断片的な情報は、現場で直接得られるものの代わりにはならない。


舞美は灯台みたいなものだ。そんな風に思う。
暗い夜の海を漂うごとく不安定な僕に、目指す場所、たどり着くべき陸があることを光とともに示してくれる。
決して一ヶ所にとどまることなく、常に汗をまき散らして疾走する「自走式灯台」というちょっとありえないもの。
その光があれば、安定剤に頼ることなく僕の心は安らげるのかもしれない。
光、ほしいなぁ。