振り返り2013

(更新予定地)そんなわけで振り返ってみるだよ。



記憶がない(´・ω・`)


より正確を期するなら、記憶しておくほどのものがどれほどあったかな。


だってよ、武道館からこっち現場なかったし、それ以前含めても今年ほど現場行けなかった年って珍しいし*1*2、シングルにせよアルバムにせよ、「なんとなくいい」はあってもガツンとくる部分が物足りなく感じたし*3、・・・・・・そんなこんなで、現場大好きおっさんとしてはちょっとアイデンティティが揺らぐ一年であったのだ。
ネット上でのやり取りもずいぶん減ったねぇ。以前は毎日ツイートしてたのが、最近じゃする方が珍しくなってるし*4。今年はついにうっかりミスからブログの連続更新がストップするという事態にまでなってしまった*5


そんなこんなで、℃-uteハロプロ、アイドル、ネット、・・・・・・そういったものからなんとなく距離ができて、ひたすら仕事とギャンブルばかりの日々を送る一年となったのでした。



ただね。
日程や時間的余裕だけの問題でもないんだな。そのへんをまとめてみるので、大して面白い話にはなりそうもないけれど、興味のある方は自己責任でこの先を読み進めていただければと思う次第。











2012年の秋から、まぁ当時職場で色々ありまして、ちょっとメンタルにダメージを受けたものだから、病院を替えてあらためて専門家の治療を受け始めたのですよ。
現在に至るまで一進一退で、先日も書いたように寒くなると状態が悪くなって大変なのだけど、それでも晩夏、ちょうど武道館直前あたりで自分の内面にものすごい変化、つーか革命レベルの激動が起きて、己の心理面の問題がくっきりと見えてきた。


簡単にいうと、僕には自己の存在について根強い不安があって、それが物の考え方・とらえ方の根本になっているだけでなく、人間関係の構築にも深い影をおとしているのだそうな。また、詳しくは自重するけれど、自分が冗談抜きで犯罪者予備軍だったこともわかった。今こうしてのんびりカチャカチャしていられるのは家族や友人の支え、専門家による適切な治療、そして幸運な偶然と単なる結果オーライなのだった。


そうやって己と向き合ううちに、


なぜ自分はアイドルにこだわり続けてきたのか
 

まで見えちゃったのよ。



1986年4月8日。
これまでも折に触れ記したり記さなかったりしたあの日の出来事が、すべての始まりだったとわかってしまった。
初期のショックから抜け出たあと、
「こんなことが起きてしまう世界には何があるのか見てみたい」
と考えてアイドル業界に傾倒するようになった・・・・・・と、この25年自分自身では認識していたのだけど、どうも無意識の領域では違うことが起きていたらしい。
簡単にいうと、


見捨てられ不安


のようなものが当時の僕の心に発生して、その不安を解消するためアイドルに執着するようになった・・・・・・というのが本当のところらしい。
あらかじめ失われたものを求める心の彷徨。そりゃあ長くやっていられたはずさ、終わるはずがないんだもの。


何かにつけ無理やりなこじつけをでっち上げてでも前向きに、肯定的にとらえようとしていたのも、否定し続けていくと最終的に自分そのものを否定してしまうところまでいってしまい、その苦痛に耐えることができなかったから、かもしれない。
僕は、自分を誰かに肯定してほしくて、他者を肯定していたのかもしれない。


と、いうことは。
僕はもしかしたら初めからアイドルとか好きじゃなかった、実は嫌いだったのかもしれなくて、なのに好きだと思い込んでいたのかもしれないのだ。そういえば僕は時々「アイドル」という言葉を肯定的にとらえることができなくて自分でも不思議に思っていたのだけど、なるほどそれなら合点がいく。
ががが、がくぜーん。なんてこったい。


気がついてしまったら、それ以前の自分には戻れない。そんなわけで、今はアイドルちゃんとの距離をどうとるべきか自分自身結論が出せず迷っているのが正直なところ。
これまで、僕にとってアイドルの応援というのは人生のすべてであった。
これからは、それを趣味、余暇の楽しみにしていく必要がある。
どうやって?


ただ幸いなのは、一向に衰える気配のないブーム只中のアイドルちゃんたちにはまるで興味が湧かないけれど、かろうじて℃-uteちゃんに関しては、まだまだ自分は「ファン」であると思えていること。曲が基本的に好みと合わない、接触現場はほとんど行かないのにファンを続けていられるってのはなかなかない話だと思う。
今の興味は℃-uteちゃんのライブパフォーマンスにしかないといっても過言じゃない。
もはやそれは曲の好き嫌いを超えて迫ってくるものがある。振り付けとかダンスとかいう次元を超えて、一挙手一投足が彼女たち自身の表現になってる。腕の上げ下げだけで感動できるなんてのはこれまで体験したことがない。
どんなに曲が好みと合わなくても、「さーてこの曲をどんな風に魅せてくれるのかな」と興味が湧いてきて、実際期待をはるかに超えて胸に響くパフォーマンスが出来上がってくる。そういうものを見るのはとても楽しみで、プロとして信用できる5人だと思う。
それはそれで結構なのだけど、ライブパフォーマンス以外に興味がなくなってしまうと、どんなトピックを目にしても、
「で、それはライブパフォーマンスとどう関わってくるの?」
という思考になってしまって、まぁなんというか話が続かない。なかなか困ったものではあるけれど、雑多な情報に惑わされずに済むという利点も感じている。人には勧めないけれど、もしかしたら今の自分のスタイルにはマッチしているのかもしれない。



ネットへのスタンスにも、「(見捨てられ)不安」という言葉がつきまとうようになった。
自分自身の内なる大きな不安を自覚してしまったことによる一種にショックなのか、たとえば、
team ℃-ute問題→馴染めない(馴染みたくない)人に生じる疎外感を引き受ける場、言葉がないことで、℃-uteを取り巻く輪からはじき出されるように感じる不安
アイドルの恋愛スキャンダル問題→俺を見捨てて他の男に走るのか、俺の思いはまったく省みられることがないのかという不安
・・・・・・こんな風に、タイムラインに現れる言葉の一部が不安からくる感情をただ吐き出しているだけ、いってみれば感情の排泄物、吐瀉物に思えてものすごく気持ち悪く感じるようになったわけ。

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余談だけど、何かと騒がしいアイドルファン界隈、問題はむしろ送り手より受け手に多いんじゃないかとも感じる昨今。不安を抱えて生きてるから些細なことを針小棒大に受け止めてしまうんじゃないかな。いっそ客全員が心理治療でも受ければ少し静かになるんじゃないかなぁ・・・・・・そんな意味でも、カウンセリングが保険適用されてもっと一般的になるといいなぁ〜と思いつつ、これ以上予約が取りづらくなってもそれはそれで困るよなーと思わないでもない。

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幸いなことに交流のある皆さん本人からそういうものが発せられることは少ないけれど、「これも意見の一つ」という意味合い、または反対意見を述べるための前段としてそういう言葉が拡散されてきちゃうことがあって、そういうものを目にするのが時に耐え切れないほどの苦痛になることもある。他人のウ○コや○ロの写真がいきなりメールされてきたらどう思うよ?
仕事の合間、あるいは体力振り絞った後に接触するものとして、これほど不適な、健康に悪いものはない。自分の心が不安定なものだから、誰かの不安に引きずられてしまうかもしれない。
そんなことを考えて、半ば本能的に距離を置くようになった次第。
こっちの方も、「生活になくてはならないもの」から「便利なツール」へと接し方が変わっていってるところ。落ち着いたらまた適当にからむかもね。



そんな感じで、2013年の僕は、これまで自分の中心に置いてきたものとうまく距離を置いて付き合っていく、その転換期〜過渡期なのだと考えることができる。2014年もそれは続いていくのだろうな。
気分転換に何か新しく趣味を持つことも心理士の先生から勧められてるし、何か考えてみようかな。


長いこと長文書かないでいたらすごく大変な作業になって、なんだがいつもに増してとりとめのない文章になっちゃった感。
とりあえず、2014年の現場初めは2月のしましまいまいさんBDイベに決定してるわけで、お会いできる方はそこでお会いしましょう。


(追記)
職場の忘年会、カラオケで『愛は勝つ』を歌いながら気づいたことがあって。
僕はアルコールを摂取した後の酩酊感ってやつが嫌いだからよほど気分が高揚した時でないと飲まないことにしているのだけど、音楽によって気持ちが高まっていく、心が軽くなる、楽しくてしかたない気持ちになる、・・・・・・そんな「音楽に(で)酔う」というのはとても気持ちいいものだと感じた。
音楽っていいね。

*1:記憶違いでなければ、2013年はリリイベ全欠だったと思われ。こんなのちょっと記憶にない。

*2:日〜木の勤務だとここまで日程合わないか、ってくらい関東エリアの現場が日曜(と平日)に偏ってたよね。

*3:℃-uteのシングル曲が好みとズレてるのは『桜チラリ』からのことだから今さら気にしない。

*4:TLを読んではいるので、用があったら声かけてくださいね。

*5:更新メールが送れてなかったことに翌日まで気がつかなかったっつーね。ちなみにそのメールはまだケータイに未送信で残ってる(苦笑)。