今日のゆうばり

Togetter:ゾンビデオ@ゆうばり国際ファンタスティック映画祭

大盛況、そして概ね好評でよかったよかった。



「各キャラが立ちすぎててアイドルがかすみ気味」って感想が嬉しいよなぁ。田野辺尚人氏の「監督はアイドル映画っていうけどあまりそうした印象なし」的なツイートと併せて考えると、悪目立ちしていなかった、ということじゃないかと思うのよ。
で、あらかじめ「アイドル映画ですよ」と刷り込んでしまったことで、例の主題歌問題(汗)もそれほど違和感なく受け入れられたというか、「まぁこういうものだよね」と、一種の様式として生温かい目で見てもらえたのかもしれない。『王様ゲーム』もホラーとかいわないでアイドル映画っていっちゃえばよかったんだよ(ホントか?)。



「ゾンビ+若手女優」というのは今さら珍しい組み合わせでもない。『らん』お綾役でおなじみ工藤里紗さんにだって『最強兵器女子高生RIKA』って主演作がある。

つまりゾンビハンター仲間になったわけだ。ってそういう話は別にいいか。


これまでに映像作品への出演がなかったわけじゃないけど、ぶっちゃけヲレたち以外で見た人っているのかいないのかわからないじゃないですか。
だけど、『ゾンビデオ』は確実にヲレたちじゃない誰かが見るだろうなと想像できるんです。なぜならゾンビ映画の愛好者は世界中にいて、ZOMBIEは世界の共通語だから。DVD化されたらamazonに注文しちゃうかもしれない。別の種類のヲタクが見るだけといわれたら身も蓋もありませんが、何しろ世界規模の市場、パイのでかさが違う。AAカップとJカップくらい違う。
世界レベルで親しまれているジャンルの作品に、俺たちのやじさんナカさんが出演している。それが制作会社の倉庫に残る。ヲレたちの知らないところで、あちこちの国や地域のギークたちが話題にするかもしれない。何かの拍子にどこかの現場に、わざわざ黄色いTシャツを赤く染めたやつとデニムのショートパンツを身に着けた外国人(♂30〜40歳台)が、
<ハーイ、アイコ、セイムセイム
とか言いながら現れるかもしれない。ビールおごるぜ、とうかつちょー殿がな。


そういう妄想をできることが嬉しいし、単純にそういう作品が二人のフィルモグラフィに残ることだけでも、作品中心主義でいきたいヲレには心の底から嬉しいんですよ。ヲレもマニアの端くれだから容易に想像できるけど、マニアってのは自分のテリトリー内のものを大事にしてくれるからな。
ヲレは「客じゅ〜よ〜」略してKJでもあるから、色々な世界のマニアが喜ぶ姿を見たり想像したりするのが好きなんだ。そして『ゾンビデオ』は、スプラッタが苦手なヲレたちより、むしろそういう世界のマニアさんに喜んでもらえるものになっていると思うんだ。



こういう話をもっとしたいなぁ。彼女たちの仕事の成果が、もしかしたら世界へ飛び立っていくかもしれない。そういう夢の話で、もっともっと盛り上がりたいんだよね。