こんにちぱノースニアリバー

今日は鉄道記念日・・・なのだそうですが、ヲレとしてはこれの発売日。

昨日の映画秘宝編集部の宣伝ツイートが熱くてこちらまでハァハァしちゃう勢い(苦笑)。
その1
その2
その3
その4
これがどれだけ価値のあるものかといいますと・・・



話せば長くなるので・・・





ワタシニデンワシテクダサイ、ドウゾヨロシク。


まずこれだけのインタビューができたこと。昔のテレビや映画の本を作る時の苦労の一つに、「スタッフ・キャストをインタビューしたくても、残念ながら」ことがあるわけで、ピー・プロ関連のキャストでもスペクトルマンで主演された成川哲夫氏、タイガーセブン、ザボーガーで脇を固めた中条静夫根上淳両氏をはじめ鬼籍に入られた方がいらっしゃるわけで、それを考えると奇跡のようなものなんですよ。ずいぶん前に引退されて、一時は消息不明なんて噂もあった南城竜也さんのインタビューとか嬉しすぎます。そして安藤達己監督といえばお嬢さんは元コスミック・インベンション安藤聖己さん(またそれか)。


もう一つ苦労することがありまして、映画秘宝がまだムックとして刊行されてた時代に編集後記でボヤかれていたのですが、写真の使用が大変らしいんですよ。テレビ番組だとまず局や制作会社に保存されてるかどうか怪しい、あったとしても使用料が高い(1枚で5ケタ請求されることもあったとか)、さらに当然ながら肖像権もクリアしないといけない・・・それらのハードルを越えて刊行されてるわけです。映画の宣伝がらみだからもしかしたらそっち方面から便宜を図ってもらった可能性はあるにせよ、この手間と予算のかけ具合には胸が熱くなります。


さらにこの表紙がまた・・・ザボーガーがメインのはずの本なのに、確かに新旧ザボーガーは大きめに描かれてるけど、前列センターがシルバージャガーと王女ラブってオイ。パイロットフィルムまで作ったはいいけど以降の制作が諸事情で頓挫した『シルバージャガー』のヒーローとヒロインですよ。その脇には「風雲」の方のライオン丸とタイガーセブン、ピー・プロ得意の猫科ヒーローでもマイナーな部類で固めるという恐ろしさ。マグマ大使スペクトルマンの方が有名でしょうに、さすがは開田裕治画伯(ハロー的な意味でなく)。


こんな手間と時間と予算、そして情熱をかけた物件が2310円で買えるなんて(号泣)。書店から消えたらあっという間にプレミアがついてしまうと思うので、これは逃したくない。今はamazonも初期在庫がハケちゃったのか入荷未定ですが、近いうちに買えるようになるでしょう。
予算の都合がつけば℃フェスの前に新宿で映画ザボーガー見る予定なのでその時に紀伊国屋あたりで買おうと思ってましたが、これはちょっと待ちきれないかも。とりあえず隣町までチェックしに行こうかな、なんだか天気が怪しいけれど。