つぶやき(笑)

ツイートならTwitterでやれよって話ですが、今日こういう話をフォロワーさんのTLに乗せるのはさすがに空気読めなさすぎるし、今のヲレ様は揉め事を製造する簡単なお仕事に従事してる雰囲気もあるしな。



今日の八王子公演もやたらめったら盛り上がったようで、まずは喜ばしい。


駄菓子菓子。
レポや感想をつらつら読んでいると、どうも「盛り上がる」ことの価値が上がりすぎているような気がしてきたのです。実績あるし調教もよかったし鞍上も問題ないけれど、ちょっと人気になりすぎじゃない? ってことはよくあるじゃないですか。ああいう感覚に近い。
大盛況の現場を体験した興奮があるのはわかりますから話半分に聞いておきますけれど、メンバーのMCにしても、そうなのか・・・みたいな。


客席が埋まらないより埋まった方が望ましいのと同じように、盛り上がらないよりは盛り上がった方が望ましいのは当たり前の話です。演者のモチベーションを高く維持するためにも。そして、ステージと客席が同一の崇高なる目標に向かっていくコンサートというのは実に理想的です。我が三十年来の大いなる夢と希望が現実のものになっているのだ、と考えれば感涙を禁じえません。諸先輩方よ、我々はついにここまでたどり着きました。勤務先のゲーム会社がアニメを作った時にプロデューサーをやっていたあの人は、今どうしているだろう。


それを理想としていた若い頃(苦笑)には気づかなかったことがあって。
演者と客席の大部分が同じ方向を向くことで、ごく一部ではあっても疎外感をおぼえる人は現れるだろうなと。
それでいいのか本当にいいのか。ヲレは態度を決めかねている。
今のハローに見向きもしない人々が相手なら、残念ながら置いていこうという選択もあると思う、というかそういうのは大好きですけど、仮にもお金払って客席にいる人を、たとえ数人でも弾いてしまいかねないような雰囲気は「正しい」ものなのだろうか。


そういう人ははじめから「そういうもの」と割り切って見てるだろう、とも思えるから、そんなに気にする必要はないかもしれない。じゃあ書くなよ、少なからず不愉快になる人もいるんだからさぁ。
うーん、でもさ、誰かを不愉快にしてしまう、そうしてでも思うところを表現しないではいられないとしたら、見ず知らずの人じゃなく、直接説教されることも殴られることもできる*1、謝罪もできる相手を選びたいなぁヲレは。


盛り上がったか盛り上がらなかったかの二元論に落とし込まれちゃう。そういう関係性はちょっと寂しく感じる。五感で知覚できることを優先的に信用するってのは自然かつ慎重な態度だけど、人間同士の関係ってそういう唯物論的なものだけじゃ語れないわけじゃないですか。唯物論的なものと観念論的なものの絶妙なバランスの上に成り立つものだとヲレは思うのよ。
悪く、大げさで、ネガティブな方向に煽るような表現をわざわざするならば、
「それって信頼関係築けてる?」
というくらいのものを感じないでもない。あ、「盛り上がっていきましょう!」って時に盛り上がってるんだから信頼関係は出来上がるか。でも「かりそめ」感は拭えないなぁ。架空の恋人たちってか(爆)。


「一緒にいて楽しいのが恋、一緒にいて落ち着くのが愛」「一緒にいたいのが恋、一緒にいないと生きていけないのが愛」・・・色々な表現がありますが、擬似恋愛といわれるアイドルと観客の関係であるならば、恋だけでなく愛も追求していきたい。時に愛は。松本伊代か。

尾崎亜美(作詞・作曲)Ver.もどうぞ。


<超超盛り上がってくださってありがとうございますイェーイ
从・ゥ・从<この場にいないけどいつも応援してくださっている そんな皆さんにも感謝しています
という具合に、メンバーはそれぞれの本心が奇跡的なバランスをとっているんだけどね。
声を出せばいいのか、跳べばいいのか、っていったらそうじゃない。それらは心の表現でしかないわけだから、(自分というフィルターを通した)演者の心、観客の心をヲレは読みたいし書きたい。道は険しいけどな。
「盛り上がって最高」は終演直後くらいに留めて、どんなパフォーマンスが繰り広げられ、そこに自分は何を見たか。「ヲタクは『対象と自分』の話しかできない」と揶揄されますが、それならそれでそこを徹底的にやっていかないと、客席に入ってない人に向けて演者の魅力を表現し、そのうちの何人かにでも興味を持ってもらう*2ことは難しいと思うのよ。もちろん良質なレポもこれから出てくるだろうし、早くもそういう発言に移行している方もいらっしゃいます。そういう方々に対しては心から敬服します。


今いる客だけで楽しくやろうぜ、っていうのなら個人的には大好きだけど、確かそう思わない方々もいらっしゃるはずなんだ。ならば自分の楽しさばかりにかまけてもいられない、極端な話、時には自分の楽しみをいったん脇に置くという姿勢も悪いことばかりじゃないかもしれない。そんな風に考えることもある昨今。saccoってのは桜井幸子の愛称でしたね。『ともだちでいようよ』はかなり好きだったなぁ。銀座SOMIDOホールのデビューイベント(だったかな)に入ってたのは内緒だ(笑)。

これ、矢島舞美さんに歌ってみてほしいかも。


おっと、ちなみに『友達でいいから』は高橋由美子な。


軌道修正。修正しない方がヲレは楽しいけれど、さすがにこれじゃまとまらない。


お前自身はどうなのかと問われれば、℃スマじゃ前列のスマイレージファンからナンダコイツハ的な目で見られるほどのプレイ(謎)、終わったら終わったで、
(オ゚Д゚)<今日の福田花音を見てファンにならない奴はどうかしてる!
とか放言するし*3、帰って書いたものは例によって例のごとくですわ。だから他人様に突っ込む資格なんざ持っちゃいませんけれどもね。

楽しさを表現し伝えようとする時に、伝える側が表現する行為に没頭し、それを楽しみすぎちゃうとかえって伝わらないものです。ヲレの文章見ればわかるだろ(笑)。



光が強ければ、影もまた濃くなる。
反対側からあてて影を消す、そんな「副光源」でありたい。

*1:ヲレ以外は皆さん大人ですから殴りはしませんけど。

*2:変な話、最初は「こんなおかしな奴らの蠢く現場ってのを見てみたい」でもいいと思うのよ。見てもらえれば、パフォーマンスの良さや演者の魅力もわかる人にはわかるでしょ。そういうのをすっ飛ばしちゃってる人は一部常連客の方々にもいらっしゃるようだけど。

*3:このブログをこのタイトルで続ける限り、僕は矢島舞美さんが大好きなんですよ。