男たちのリザルト


CDが売れないだのどこに抜かれただのかまびすしいですが、ヲレが割とのんびりかまえていられるのは、「キャパ500の会場で7割程度の入り、リリースはインディーズ展開」でもやっていられてる例を知ってるからかもしれない。なぁ制服向上委員会よ(笑)。
とはいえ、たとえば桃スパの2週目が売上TOP20に踏みとどまったと聞けば、イベント応募期間を2週間とった影響だとはわかっていてもやはり嬉しい。誰がいったか忘れたけれど、「オタクは他人に認められたがり」というのは至言だなぁ。認められようとするあまり誰もがドン引きする方向へ走りがちなのがまた物悲しいけれど。


売上だの視聴率だの動員だの、何かとうるさい人が現れるのも、自分の愛好するものが世間様に認められると自分が認められたかのように思える、という心理はあると思うよ。加えて「勝ち馬に乗る」というか、数が多くて存在の大きなものに寄りかかって安心したいというか、そういう「庇護欲求」みたいなものも言葉の端々から感じるし、勝ち馬に乗ることで、乗っていない他人を見下したいというのもあるだろうなぁ。


そういう心理が透けて見える言葉の貧しさ、そして漂う他力本願の臭い。きっとこの人たちにとって、結果とは誰かが出すものなんだろうな。「会場を埋めれば次がある」と自腹でチケを買い、知り合いに配って回ったメロンヲタの心意気など一生かかっても理解できないに違いない。



結果とは、俺たちが出したっていいのだ。


いや、違う。



(オ゚Д゚)<俺たちが結果だ!

从・ゥ・从<運が悪けりゃ〜死ぬだけさ〜死ぬだ〜け〜さ♪
こらこら。
从・ゥ・从<あるいは「私がルールブックだ」みたいな
こういうところで引き合いに出されるとは、泉下の二出川延明さんもさぞ驚かれているだろう。



演者が青春や人生を燃焼させて驀進する姿とその作品を愛好し、最大の娯楽、人生の活力源、心の支えとするヲレたちこそが、彼女たちの芸能音楽活動の結果でなくて何だというのだ。
そういうヲレたちが客席を埋めるから彼女たちはライブが大好きで、ヲレたちがCDやDVDを買い、ラジオにメールを送り、ブログにコメントし、その他様々な機会に応じて応援する心を伝えているからこそ、「愛されている」手応えとともに目に見えるところにいないファンの存在と思いを感じ、心から感謝を表してくれるのではないだろうか。


結果とは俺たちだ。

・・・失礼。
だからね、「結果出ない(出せない)」なんてことはありえないのさ。だってヲレたちは確かに存在しているのだもの。


むしろこちらから見せるもの、と仮に規定しておいて、自分は見せられる結果だろうか、と思考していく。果たして罵りあいや貶しあい、自分の欲求の実現や不満の解消をするだけの振る舞いなどやっていられるだろうか。みっともないザマは見せられないよな。直接目に触れる現場はもちろんのこと、インターネッツの公共スペースは誰だって見られるんだぜ。


好きなコに見せられる結果でありたいね。ヲレはそう思うよ。(※個人の感想です)