今日の動画と年寄りの独り言

水谷絵津子『キラリ・涙』


木元ゆうこ『チェリーガーデン』


川島恵『ミスター不思議』


小林千絵『ずっとラプソディー』


山口由佳乃『チャイニーズ・ボーイ』


(高画質)


同『3秒体験』


ポピンズ『妖精ポピンズ』



・・・最近「ヲレはもしかしたらアイドルが嫌いなんじゃないか」と思い始めていたのですが、こーゆーものを検索してまで楽しく見ているのだから、さすがに嫌いとはいえないよなぁ。


でも、何つーか「昔のもの」「通ってきた道」だから懐かしく振り返り、受け入れられるのかもしれない。たとえばこれらをいけしゃあしゃあと「新しいものですよ」みたいな顔して出されたら、



(オ゚Д゚)<主を呼べ!(海原雄山風に)


って気分になっちゃうわよね。
かといっていちいち「アイドル」という概念、固定観念を重ね着してみせる過剰包装も気に入らないわ。魅力があるのは概念じゃなくて、たとえば「矢島舞美」とか、人によっては「コスモレニ 高城れに」だったり、個人でなくても「スマイレージ」とか「東京女子流」という箱だっていい。そういうものであるはずなんだけど、そう考えるのはヲレが年寄りだからかね?


会いロンによって℃-uteの中に演歌、あるいはドメスティック歌謡曲*1の血、大げさにいうと「毒素」みたいなものが色濃く受け継がれていることがあらためて確認されたわけだけど、そこにはつんく♂氏というフィルターを通した「現代」感が東映まんがまつり、もとい投影されてると思うんだよね。その上で℃-ute(に限らないけど)の魅力を引き出す衣装のようなものとして、特にロックが、時に演歌が選択される。それらを繰り返し着替えていくことによって、衣装を替えても揺るがない魅力が逆照射され、初めからあったものに何かがプラスされ、時には引き換えにして、新たに形成され、磨き上げられ、昨日の自分たちを上回っていく。それを受け手たる僕らは「成長」と呼ぶ。のかもしれない。


・・・スイッチが入りそうなところで布団にもぐり込むとしよう。本格的に風邪をひきそうな感触があるので、できるだけ寝ておかないと。これ以上寝るのかとかそういうツッコミはご遠慮ください。


(追記)
舞美は石川秀美っぽい。かもしれない。
(追記終わり)

*1:金子修介監督が著書『失われた歌謡曲』(小学館エスノブックス、1999)で用いた造語。『「歌謡曲」が本当のところは「日本語大衆歌謡曲」の略称なのだ、とする立場としては、あえて二重に意味を強調し、そのことを再認識させたかったのである。』(P19)とのこと。