ひとり祭り
久しぶりの勝手に動画祭り。今回は・・・
いやぁ・・・、急に聴きたくなったので。QKN?(←イマイチ)。
お盆にはまだ早い、いや地域によっては、とかそういう話はいらないの。だいいちヲレの先祖でもなんでもないからな。
ま、余計なことを考えず見たり聴いたりできるようになったのはここ1年くらいの話だけどね。
シングルで一番好きな『Love Fair』とか、間違いなく僕の生涯で五本の指に入るであろう名作アルバム『ヴィーナス誕生』の収録曲、あるいは小室哲哉が初めてメジャー歌手に提供した作品といわれる『Sweet Planet』(アルバム『十月の人魚』)とか、果ては『花のイマージュ』『秘密のシンフォニー』までいきたいところですが、今日のところは初期しばり。というかヲレの好きな1stアルバム『シンデレラ』を全曲どうぞ(強引)。
さよなら・夏休み
リトル プリンセス
彼はハリケーン ※音飛びあり
丘の上のハイスクール
潮風のラブ・レター
風の中のカフェテラス
憧れ
Plastic Girl
ファースト・デイト
・・・探せばあるもんだねぇ。関連動画をたどっていくと、「お宝」なんて安い言葉じゃ表現できないくらいのレア動画があったりなんかして、いやぁ、インターネットってすごいなぁ(笑)。
さすがに今の感覚で聴いちゃうと古さは否めないかな。80年代ノスタルジアが流行してる昨今だけど、これをそのまま2010年に持ってこようということにはならないと思う。あと10年かかるか、あるいは10年遅かったか。
視点を変えれば、こういう牧歌的な楽曲が存在しづらい業界、社会、ユーザーの気分になったということでもあるでしょう。それは正直いうと寂しいけれど、時代の変化ってのはそんなもんでしょうね。
ついでにいっちゃうと、当時は気がつかなかったことだけど、彼女のデビューした1984年というのは、もしかしたらアイドル・ビジネスがマスに向かずコアなターゲットに的を絞り始めた時期なのかなーという気がしないでもない。何というか、閉じてるというほど後ろ向きじゃないんだけど、だからといって開いてるわけじゃない、みたいな微妙なところ。
それはそれとして。
僕の耳ですから、やはり「イイなぁ〜」としみじみ思ってしまうわけです。作詞に康珍化、作曲に白井良明や岡田徹といった僕の大好きな人々が名を連ねていますし。そういえば『ヴィーナス誕生』はかしぶち哲郎が全曲アレンジをやっているし、僕がムーンライダーズを聴くようになったのはそういうつながりもあってのことだったりもする。
このアルバムでは特に『ソネット』が昔から好きで好きで。初期のシングルと同じ竹内まりや(作詞・作曲)=萩田光雄(編曲)のコンビで、実に切なくて、それでいて甘美。同じ人が書いたわけだから続く『ファースト・デイト』との親和性も高く、アルバムの最後を実に味わい深く聴き応えのあるものとして締めくくるわけですよ。
オチとか特にないです。残りの曲は気が向いたら何かのついでに。