今日のFix
- 出版社/メーカー: アップフロントワークス(ゼティマ)
- 発売日: 2010/06/23
- メディア: DVD
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わりと大胆だよね。
始まっていきなり、嫁入り前の娘さんがあまり人前で見せることってないんじゃないかというアノ部分をあっさりと見せちゃったりするわけだし、無防備な表情も多い。
ここまであっけらかんと「矢島舞美」そのものを出しちゃっていいのかな・・・なんて心配になる。このところ日増しに「飾り」や「仕掛け」みたいなものが鼻につくようになってきているのに、逆に「商品として売るならもうちょっと飾った方がいいんじゃないの?」って気にさせられる。気をつける間もなくまんまと甘い罠に嵌められた感じもなくはない(苦笑)。
絶対の自信。
最高の素材を前に、女性美の表現に長けたプロフェッショナルたちが「どう見せていくか」を真剣に考えたどり着いたであろう、
「そのままでいい」
「自然体の姿をそのまま撮る」
「ノー演出という演出」
そんな結論・・・だったということにしてしまえ(笑)。
ちょっとした挑戦だよね。
果たしてこいつはジャンルでいうとどうなるのか? という疑問。
十中八九「イメージDVD」にカテゴライズされると思うんだけど、それでいいのかなー。ということで、まずは「image」とは何ぞや、ということでgoo辞書。
im・age
[名]
1 (心に浮かんだ)映像, 表象, イメージ;《心理学》心像;(製品・会社・政治家・政党などに対し一般大衆の抱く)印象;名声, 人望, 概念, 観念(concept, idea)
improve [harm] one's image (イメージアップ[ダウン]する)
The reform image of our party will win us votes. (わが党が掲げる革新のイメージによって票を獲得できるだろう)
You have a great image with the public. (あなたはすごい人気がある.)
2 (網膜上に結ばれる)像;鏡[レンズ]による像;(テレビ・映画などの)映像, 画像;《数学》写像
a real [a virtual] image (実[虚]像)
a mirror image (鏡に映る像.)
3 よく似た人[もの], 生き写し
He is the very image of his father. (彼は父親にほんとうにそっくりだ.)
4 (肖)像;画像, 彫像, 塑像, 神像, 偶像(idol)
an image in stone (石像.)
5 形, 姿, 外形
God created man in his own image. (神は自分の形に似せて人を創造した〈《聖書》創世記1:27〉)
in the image of (…をひな型にして.)
6 象徴(symbol);例, 典型, 具現, 化身
She was the image of virtue. (彼女は美徳の鑑のような人だった.)
7 (言葉・文章による)描写, (特に美しい)表現
His verse is full of vivid images. (彼の詩は生き生きとした表現に満ちている.)8 《修辞学》修辞的比喩;(特に)隠喩(metaphor);直喩(simile)
overcharge one's speech with rhetorical images (話の中に比喩を使いすぎる.)
9 《コンピュータ》イメージ, 画像.
10 (古)幻, 幻影.
━━[動](他)
1 …を心に描く, 想像する.
2 …の像を造る, …を彫刻[絵など]で表現する, …を(言葉・文章で)生き生きと描写する, 描く
a hero imaged in bronze (ブロンズで造られた英雄像)
Who can image forth her beauty? (彼女の美しさを言い表せる者があろうか.)
3 …の像を写す;…を鏡に写す(mirror);…を映写する
a face imaged in a mirror (鏡に写し出された顔.)
4 …を象徴する;…に似(てい)る.
(提供元:「プログレッシブ英和中辞典」)
うん、「矢島舞美像」を的確かつ鮮烈に記録したものだし、矢島舞美とは、を「象徴」するものでもある。もちろん矢島舞美の人間的魅力についての「(特に美しい)表現」であることはいうまでもない。そしてすべては「幻, 幻影」かもしれない。
そうか、逆なんだ。
これこそが「イメージDVD」なんだ。
あるジャンルに変革をもたらすものがいきなり現れるってこと、あるよね。
- 作者: 氷川竜介
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 1997/08
- メディア: 単行本
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もしかしたら、イメージDVDというジャンルを変える新たなスタンダード・・・とまではいかなくとも、「シンボライズ」とでもいうべきサブジャンルを開拓するきっかけとなる。そんな作品かもしれないしそうじゃないかもしれない。
でも、これまで見てきたものとは、確実に何かが違う。そしてその違いが感動すら呼ぶ。
そんな風に感じるのはヲレだけ?