暑中お見舞い申し上げます(H22 Remix)
- アーティスト: ℃-ute
- 出版社/メーカー: UP-FRONT WORKS
- 発売日: 2010/02/24
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なかでもこいつは最低だ(笑)。
でも好きかもしれない。
あまりにも先人へのリスペクトを欠いた仕上がりで、間違っても喜多條忠・佐瀬寿一両先生には聴かせられないシロモノになっております(笑)。
「たぶんこれが一番ダメ」という予想が当たっちゃったわけだけど(苦笑)、なんか発想が80〜90年代っぽいんだよなぁ。もしかしたら「オリジナルが発売された『S52』と現代を音でつないでみる試みをやってみました」的な方向性があるのかもしれないんじゃないか、なきにしもあらずっぽい、みたいな気はかすかにするのだけど、それにしたって、今の時代の庶民としては「これは求めてないなー」というのが正直なところ。世捨て人みたいに生きてる奴ぁ庶民ですらない、というツッコミはご勘弁ください。
アレンジをした人、あるいは発注した人と僕との「H22」というもののとらえ方、時代観みたいなものが違うんだろうなぁ。
なのだけど。
何だかよくわからないけど、絶対に否定できない何かを感じるのよ。
初期のミニモニ。・・・には届かないかもしれないけど、大の大人が「本気で遊ぶ」「真剣にふざける」空気を久しぶりに感じたのよ。そもそもヲレって、そういうのが好きでハローに首を突っ込んだわけじゃないですか(←知らんがな)。なんだか懐かしいなー、みたいな。
落ち着いて聴いてみれば、楽しく仕上がっております。オリジナルを愛する人々には受け入れがたいだろうなーという想像は容易にできるわけですが、これはこれで楽しみたいです。流行音楽ってのは楽しむために生まれてくるものじゃないですか。
あのーホラ、この間『SHOCK!』をネタにおかしな音源だのスライドショーだの作った人っているじゃないですか(笑)。アレに近いノリを感じたりもしちゃうわけ。考えてみればアレだって、歌ってる人へのリスペクトはあっても歌作った人へのリスペクトなんざカケラもなかったわけだしさ(苦笑)、文句いえる筋合いじゃないよね。
そんなわけで、iPodに「俺専用ショッキング5」なるプレイリストを作って、最後の最後にアレを入れたことはいうまでもない(笑)。