今日の二冊

まいみぃ〜ラジオのオワティさんメールがあまりにもオワティさんで正月気分が吹っ飛んだ件(笑)。

126 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2010/01/01(金) 22:27:54.05 0
確か元ノk|‘−‘)ヲタ

ここんさんあたり(かな?)と混同されてまっせ(笑)。


今日はHDDに入ってる動画やテレビを見たり音楽を聴いたりする気が起きず、それよりもとにかく「読みたい」という気持ちが衝動的に盛り上がりました。さりとて書店もブックオフもないクソ田舎だと慌てて買ってくるわけにもいかず、寝床の周りに転がってるものから適当に。


20世紀のムーンライダーズ

20世紀のムーンライダーズ

どうも最近ムーンライダーズづいてるな(笑)。
JCの翌週あたりにブックオフで発見して、1100円もしたんですが思い切って買っちゃいました。こういうのは見つけた時に買わないとね。
ちょうどアルバム『月面讃歌』が出るあたりの1998年に出たムック本ですが、一つ前のアルバム『Bizarre Music For You』まではそこそこ聴いてるからほぼ問題ない(笑)。
インタビュー、ヒストリー、エンサイクロペディア、データベース・・・とにかく情報量が多い本で、「活字を読むという行為に没頭したい」という今日の目的にはジャストフィットでした。そしてとても刺激的。


魔羅の肖像 (新潮OH!文庫)

魔羅の肖像 (新潮OH!文庫)

・・・何か?(笑)
まぁそういう内容の本なんですが、実に愚直に、真摯に真実を探求する迫真の研究報告となっていて、読み応えは抜群。
そして。

あくまで自己の体験を自己の体験の範囲内で語るべきであり、これを一般論に敷衍するには慎重でありたい。

(78ページ)

この言葉には深く感銘を受けました。
体験に限らず個人の感想や思考、主張というのはあくまでも個人の責任で発信すべきである、ということだと拡大解釈して受け止めております。例えていうなら、あるシングルがたまたま気に入らなかったからといって「つんくはもっとファンのニーズに合った曲を作るべき」なんてことはいわないでおこうぜ、みたいな(笑)。
別に僕らはファンの代表でもなんでもないわけですから、そういう場合あくまで個人として、「俺はこういうものを聴きたい、したがってこの曲は受け入れられない」と発言し、それ以上広げていかない、というところは気をつけていきたいものです。
他人のことなんかわかりゃしないんだし、決め付けるのは失礼だ。「ファン」じゃなく、あくまでも「自分」でいこうぜ。


「間違っても信用できない」ブログをめざす、というのはそういうことでもあるんですよ。俺の意見はあくまでも俺の個人的見解であるから、たとえ同じ意見がファンシーンの99%以上を占めたとしても「代表的意見」として扱われたくはない。だって俺は誰かを、何かを代表して書いてるわけじゃないから。
そんな事態に見舞われるくらいなら「あいつはいうことがコロコロ変わるフニャフニャのクラゲ野郎だから信用できん」と扱われた方が、自分で負える範囲内の責任だけ考えればいいという自然な形に落ち着けるはずなので、そちらを積極的に選択していきたいものです。まるで相手にされないのも、それはそれで寂しいですけどね。
おっと話が逸れすぎた。


少なくとも僕がこれまで出会ってきた人々の範囲では、こういう題材が嫌いな人というのはお目にかかったことがないくらいの普遍的なテーマですので、興味がありましたらご一読を。割とあちこちのブックオフでも見かけます。


さて、ジョー2まであと4時間弱。あとは何読んで時間を潰したものか。