見たよ

やっと『EVERYDAY 絶好調!!』のPVを見ました。


コンサートを見た直後に、

彼女たちの身体能力を再認識しました。

と書いた背景にはこの曲でのダンスがあったのです。
簡単にいうと踊りながら、

しゃがんで踊って、

また立ち上がって踊る(惜しいところでカメラが切り替わっちゃってますが)という一連の動き。僕にとってこの曲におけるパフォーマンスのキモってのはここしかないのです。
一瞬でバッ!と沈むので、最前で見たときはマジで視界から消えました(笑)。PVだけじゃなくTV出演の際やライブDVDでもそんなものが楽しめるような映像は望むべくもないので、できれば現場で体験してほしいところです。ツアーだと福岡や札幌のようなZeppで演る公演がいいでしょうし、発売記念イベでもチャンスがあるかもしれません。


試しに、立った状態からでもいいので「一瞬でしゃがみ、脚をパタパタやってまた立つ」というのをやってみてもらえるとわかると思いますが、僕らがやってもうまくバランスとれないと思うんですよ。実際、見事にひっくり返りました(汗)。
これがテンポの速い曲で、℃-uteの名物の一つでもある舞美・なっきぃ系の激しいダンスなら少々バランスが崩れても修正がきくかもしれないし、また独特の味というものも出てくるんじゃないかと思いますが、今回はどちらかというと梅田えりかさん系のしなやかさ、流れの美しさで魅せるダンスなので、わずかなズレが命取り。それを6人が6人ともビシッと決めてくれちゃうわけです。もうこれだけでこのおっさんは感動です。
℃-uteというのは鍛錬を積んだ人々の集合体なんだ、ということが、こういう見過ごしてしまいそうな細かい部分にも現れているのです(勝手に断定)。「神は細部に宿る」なんて言葉を思い起こしてしまいます。
身体の柔らかさとか体重移動のバランスも大切ですが、彼女たちの華奢な身体*1のどこにそんなものが、というくらいの筋力、そしてスピードとパワーの両方が必要なんじゃないかと思う次第。


そんな静かで熱いパフォーマンスを見せてくれる一方で、



横一列に並んで、笑みを交わしたりなんかしながら歌う、というだけでこちらの目頭を熱くさせる何かを伝えてくれるのも、また℃-uteなわけです。

*1:筋肉キャラとして知られる舞美だって、手足の関節を極めたりベアハッグにいったりしたら簡単に折れたり外れたりするんじゃないかってくらいどこもかしこも細い。まぁベアハッグにいく前にハイキックで倒されそうですが(苦笑)。