制作記録

興味のある方だけ読んでいただければ。


きっかけってのは、このエントリを書くのに色々調べるうちにB面に収められた『君に捧げるラブ・ソング』の存在に気づきまして、試しに聴いてみたところガン!ガン!ガン!ガン!と若い命が真っ赤に燃えるくらいに衝撃を受けたことでした。若くないけどさ。
この歌そのものにも感動のエピソードがありますので、興味のある方はこちらをご参照のほど。それから歌詞はこちら


で、この歌をバックにかんにゃ画像を並べた動画を何がなんでも絶対に心の底から激しく見たい! と思いました。というか、僕の脳内では一瞬で完成しちゃって、ものすごい感動をしたし、そこで完全にモヤモヤが取れたような気がしました。
はじめは「誰か作ってー」と適当に振るつもりだったのですが、「思いついた奴が動かなかったら誰も動かない」のが世の常でありまして、やったことないけど自分で作るしかないなと。
僕の脳内でピロリロリンしたものとは似ても似つかない程度のものにしかなりませんでしたが、雰囲気だけでも感じていただければ。


ハロショとかグッズ売場では原則的に「舞美の写ってない写真は買わない」を俺ルールにしてるしアンオフィは持ってないしで、かんにゃの画像は全部セットの特典生写真7枚セットのものくらいしか持ってない。さてどうするかと考えれば「DVDから取り込む」以外の選択はないわけです。キューティービジュアル2を慌てて買ったのはこのためだったのでした。


初めはVOBファイルを「MPG2JPG」に読み込ませてJPGを出力させてたのですが、僕のやり方が悪いのか膨大な数のJPGが出来てしまってOK/NGを決めるのも一苦労。そのうち「DVDを持ってない新人公演はなぜか部分的に持ってるMP4ファイルから静止画を抜こう」なんてことまで思いついちゃうとMPG2JPGでは対応できない。
あれこれ検索したあげく、いつも動画再生に使ってる「GOM Player」に画面キャプチャ機能があることを知りまして(参考)、DVDのキャプチャもこれでやるようにしてからは意外にサクサク。むしろ「どこを取り出すか」を探すはずがついつい寝るキューを全部見ちゃうとか、ハズカムのDVDを入れたら最後どうしても「ノソ*^ o゚)<あったよ川 川あったよー」を見ないわけにはいかない、とかそういう時間ロスが大きな問題に(苦笑)。
簡単にキャプれるようになったのと、レコ大の動画を探すのに旧デスクトップのHDDを覗いてみたらマイピクチャに「kanna」フォルダなんてものを発見しちまったことで結局は膨大な枚数になりまして、どうやったって入りきらない(苦笑)。構想ではもっとかんにゃと℃-uteの足跡を丹念に追うつもりだったんですが、しかたなくコンサートとかサーキットなんかはかなりバッサリいきました。それでも曲の長さには収まりきれず。3年も活動してたんだから当たり前だよね。


作成に使ったのはおなじみWindowsムービーメーカー。Videostudio12を使いこなせていればもうちょっと違うものができたのかもしれないですが、これはもうしょうがない。



準備段階ではサブタイトルをつけようと思ってました。それもできることなら僕らしく、僕にしかわからないネタ的なもので明るくいこうかと。
色々と資料をひっくり返してみたのですがどうもいいのが浮かばない。「さよなら」「さらば」的なものは変に湿っぽくなりすぎちゃいそうで、内容が内容だけにもうちょっとカラッとしたものにしたかった。かといって「希望の空に飛んで行け!」(『戦え!マイティジャック』最終回)ってわけにもいかないし。そんなわけで思いついたのが、
・明日のかんにゃは君だ!(元ネタ:ウルトラマンA最終回)
・あっ! かんにゃもめぐもビークーになった!(同・ウルトラマン80最終回)
とかそういうブラックジョークにしても度が過ぎるものばかり。あと「友達は風になった」(ゲッターロボG第14話)がいいかなーとも思ったんですが、裏テーマが「裏切り者死すべし」なので、こりゃあまりにも狼脳だとボツ。そんなこんなでしかたなくサブタイトルは断念となりましたとさ。
まぁそんなブラックジョークを思いつくくらいにはなったから、この二週間凹んだり「俺もう℃-uteファン続けられないわ」くらいまで追い込まれたりヤケクソで界隈に多大な迷惑をかけながら暴れたりしたのは無駄にならなかったなと。僕は勝手にスッキリしてますが、巻き込まれた皆さんはそれどころじゃないですよね。ご迷惑おかけして申し訳ありません。


思わぬ形でかんにゃの3年間を振り返ることになったわけですが、すでに脳内卒コンでかなりのところまで気分が持ち直してたこともあり、非常に楽しく作業できました。
でも、こういうのは二度とやりたくないね。