五分なのか

盛大にネタバレ。


今回の目玉コーナーはキャロライン愛理先生が登場してのタップネタ。赤いハッピの背中に入ってた名前が、1回目は普通に「キャロライン」だったのに2回目は「キャロライシ」。3回目はどうだったんでしょうね。
そのキャロライン先生が℃-uteの持ち歌を即興タップで踏むから曲名を当てろと。で、解答者は残りの℃-uteメンバーと・・・観客!!!!!!!!
事前にエントリーした中からメンバーが選んだ5人がステージ上で℃-uteと対決すると。1回目にはうちら界隈からハッスルさんが指名されて変な方向に盛り上がりました(笑)。
1回目は℃-uteメンバーの「キューティー5」チームvs観客5人の「FC横浜」という対戦だったのですが(サッカーもじりで考えると大阪は「ガンバレ大阪」かな?)、2回目以降はなんと牡牝混合戦(笑)。つまり、
メ客メ客メ
客メ客メ客
の2チーム(名称そのまま)が編成されることになり、選ばれなかった観客の怨嗟の声が渦巻くことになりましたとさ(笑)。


もうね、ステージに上げられたお客さんみんなガチガチでとんでもないことに。ハッスルさんはよくやった方だと思いますよ。
ファンも生真面目なのが℃-uteの味、という気もするんですが、ステージってのは緊張を強いられる場所なんだな、そこで歌って踊ってしゃべってボケて笑うことができるってのは大変なことなんだな、とあらためて強く思いました。


(ここより妄想)


これはもしかしたら直近の「FC会員限定イベント」であるところのバスツアーとつながってるのもしれない、と感じました。なんかこう眉間から稲妻がピロリロリンする感じ。
あのサプライズ企画を思い出しましょう。
あの時はメンバーが客席通路に下りた。
从・ゥ・从<じゃあ次はお客さんがステージに上がる番ね
从・ゥ・从<これで貸し借りなしだ
みたいな。


℃-ute(および関連スタッフ)の意識のどこかに、
「ファンの上に“君臨”しない」
みたいなものがあるんじゃないか。そんな風に時々感じるんです。まったくの五分ではないにせよ、大げさにいえば「できるかぎり尊重」してくれる空気というか。
それは「固定客に阿った内向きの活動」になってしまう危険を孕んではいるわけですが、悪い気持ちはしないです。


そうなると「ならばこちらもできるだけ尊重するのが筋」という考えにもなろうというもの。℃-ute現場というのはミクロな視点では正直いって何かとあるわけですが、マクロで見ればなんとなく他にはない微笑ましくも熱く、それらが混ざって中和されたりされなかったりして醸し出されるあたたかみを感じる。その理由はそういう気持ちのやり取りがあるんじゃないかと思うわけです。


またそんな℃-uteがいざ歌って踊る段になると指先ひとつ、いや視線だけで観客を自在に操るわけで、これもまた気持ちがいいものです。


僕は以前「ステージ上と客席が対等の関係で結ばれる」ことを夢見ていました。でも今はそういう気持ちってないですね。対等のわけないじゃんよ。
演者よりも人間的に未熟なのか、対等の立場になる(ことが可能だと感じる)と僕を含めどうしても増長しがち。7:3くらいで演者が上、くらいがいいバランスなのかなぁ。
なのですが、たまにそのバランスをちょっとだけ崩して6.5:3.5くらいにもっていくことがある℃-uteは・・・曖昧な表現を繰り返して申し訳ないですが「気持ちいい」です。


(妄想終わり)


じゃあ寝ます。