ちょっと古い話

あ、別に昭和アイドルの話とかしないんでご安心を(笑)。


Berryz工房5周年、あらためておめでとうございます。
僕が彼女たちを見るたびに思い出すものというのがありまして、それは何かというと、あななしで出たうたばんなわけですよ。
ようつべで「Berryz工房 うたばん」を検索してもHITしなかったんでちょっと驚いたり。誰も持ってないってことないだろうになぁ。つーかたぶん僕がVHSで持ってるはずなんですが、まぁ探すとなると「年」単位の時間がかかりそうなのでやめておきます。


衝撃だったんですよねぇ。デビューしたての小学生ユニット(キャプ桃が小6、りしゃこが小3でしたっけ)だから無理もないでしょうけど、まーほとんどまったくといっていいくらいしゃべらない(しゃべれない)し、MCコンビが頑張って話のきっかけを振るんですが、どうしていいかわからないから反応が薄々。ものすごくシーンとした空気が流れて、あの百戦錬磨のバシタカと中居くんが扱いかねて持て余すという目を覆いたくなるような展開となり、僕が知るなかではある意味もっとも悲惨な放送として記憶に残るものとなったわけです。「借りてきた猫のような桃子」という今じゃ絶対見られないようなお宝映像でもあるので、機会があったら見ていただきたいものです。


そういうものを脳裏に甦らせながら今日の活躍を見ていると、Berryz工房だって決して「レールの上を歩いてきただけの苦労知らず」ではない、という考えてみりゃ当たり前のことをより強く感じるわけです。いや、むしろハロプロ初となる(というか今までハローでは唯一じゃない?)「小学生のみで構成されたユニット」として、パイオニアの労苦たるやモーニング娘。オリジナルメンバーに匹敵するものがあったんじゃないでしょうか。いや、ファンの側が歓迎ムード一色ってわけじゃなかったところは2期メンに近いかな。


Berryz工房が必死で道を開かなければ℃-uteの現在もなかったかもしれない。謙遜でも卑屈になってるわけでもなく、素直にそう思っています。今でもなんとなく先を行かれているというか「℃-uteにできないことをやっている」という印象があり、そういうところはリスペクトしています。


これからも仲良く切磋琢磨するベリキューであってほしいです。