GEM-T AWARDS 2008

これから突入投票しまーす。


☆GEM of the year

だからGEMの鍵を握るのは梅田えりかだっつーの(主観)。
真面目な話、上げ子効果が大なのだとしても、梅さんの人物像をより伝えられた1年といっていいんじゃないでしょうか。


℃-ute of the year

昨年の「次点」から今年は見事俺選考を通りました! おめでとう、イェイ!
なっきぃといえばダンスを楽しみにしてる人は僕を含め少なからず存在すると思うわけですが、ただガッツンガッツン踊るだけでなく、そこに歌の情感と踊る自分の気持ちを込め、さらに周りとのバランスを取れるようになってきたんじゃないでしょうか。
歌においても、確かにパートは少ないものの、「ここはなっきぃが歌わないと」と思わせる説得力のようなものが出てきたと思います。実はリリースのたびに「どこでなっきぃが来るか」が楽しみだったりします。

2年連続俺選考通過おめ(ry!
手毬唄のリリース以降かな、なんかパフォーマンスに自信と余裕と迫力が出てきたような気がするんですわ。℃-uteの日なんかもうホントにものすごかった。まだまだコンディションに波があるみたいですけど、調子がいい時はガッツンガッツン動きます。
『スイーツ→→→ライブ』も頑張って歌ってる。とにかく「頑張ってる」ことが素直に伝わってくるコだと思います。
最近の公演ではなぜか僕の正面に来ることが多く、そのたびに俺を落とそうとアピってくるわけですが(脳内)、・・・まぁ、頑張れ。


☆最優秀楽曲賞

なんか言葉にすればするほど嘘くさくなるんですが、一応。
スパニッシュ? な音(まぁ洋風ってことね)に、ちょっと書き換えれば演歌として通用しそうな歌詞というまさに歌謡曲の王道だったりするわけですよ。これだけでもう僕のハートをがっちりつかむわけです。
℃-uteの歌唱も、曲に流れる情感を頑張って捉え、頑張って伝えようとしてる。それはずいぶんと難しい課題だったと思いますが、今となってはそんな課題を与えてくれたことに感謝。この曲をきっかけに℃-uteの「表現力」は飛躍的に向上したと思うのよね。

サビのキャッチーなメロディー、「手をつなぐ」ことに焦点を絞って思春期の恋愛感情をうまく描写してみせた歌詞、ハードロック調(でいいの?)からサビで一気に軽やかに展開していくアレンジ・・・すべてが満足できる曲ってのは滅多にないわけで。これは名曲ですよ。

  • スイーツ→→→ライブ(1.5pt)

初めてイントロを聴いた時「こういう曲をシングルで出せれば『ハロプロまだまだやるじゃん』と思わせることができるかも」と思った。でも好き嫌いが分かれる曲かもしれないから、そういう実験は今はできないだろうなぁ。
甘さとほんの少しのクセ、さらに切なさも兼ね備えた栞菜の歌声がすごく好きなんですよ。

  • 星の羊たち(1.5pt)

橋本淳・筒美京平ってそれなんて60〜70年代? なわけですが、どこかで聴いたようなメロディーが流れるのに古さを感じないところに「やっぱり日本歌謡界の巨星(青くはないかも)はモノが違いすぎる」と感嘆した次第。

  • 16歳の恋なんて(1pt)

記憶に間違いがなければ、ハロプロ勢の2008年1stシングル。ここまでの10年を支え続けたハロプロ最大のスターである安倍さん(主観)と、ちょうど10歳違いの舞美が組んだことで、ベリキュー世代がもはや「妹分」ではなく立派な「同志」「戦力」であることを示すとともに、お姉さん世代とティーンエイジャー組との架け橋にもなった・・・と思うんですけど、どんなもんでしょう。


☆企画賞

街(のミニチュア)を思わせるセットと夕陽のような照明に「これはウルトラセブンメトロン星人の回へのオマージュか?」と思ったのはきっと僕だけだと思うからどうでもいいや。以下真面目な話。
今まで色々なPVを見てきたけど、「戦慄」をおぼえたのは初めて。それほどまでに圧倒的なパフォーマンス、歌とともに曲の情を表現しきった表情。そして何よりも、矢島舞美という人がこれほどまでに美しいとは。自分はもしかしてとんでもない人に惚れてしまったのではないか。そう思ってどうにもいたたまれなくなったことを思い出します。あの衝撃を再び体験する勇気が出せず、未だシングルVは未開封(苦笑)。
このパフォーマンスがMAXでなく、すでにステージではこれを超えるものを出しているところが恐ろしい。

「何このイケメンパラダイス」な黒服と女のコっぽい冬の装い、踊る℃-uteとモニターしている℃-ute、二つの℃-uteが楽しめる。さらに二つの℃-uteはモニターの向こうの世界で一つになり・・・ああなんと素晴らしきカオスかな。
そしてこのパフォーマンスもまたこれがMAXではない。なんと恐ろしきかな℃-ute
寄りのソロショットでバックがそれぞれのイメージカラーになってる、なんて小技も効いているよね。

  • 青春!LOVEランチ(0.5pt)

元気でハッピーな雰囲気がたまらない。ユニット名変えて再スタートしてくれんものかのぉ。


☆最優秀アルバム賞

  • 『3rd〜LOVEエスカレーション!〜』

聴き始めの頃の印象は「なんか、バラバラだな・・・」という感じで決していいものではなかったのですが、夏秋ツアーで歌い込むうちに℃-uteの技量レベルが上がったのか、今ではたとえばツアーDVDで見ても発売当初より一段深いところまで伝わってくるような気がします。携帯小説家のEDテーマに採用された(のだと思うのよね)『乙女COCORO』なんて、以前はなんかボンヤリとした印象しかなかったのが、今では青春を謳歌する女のコの気持ちが伝わってきて大好きな歌ですもの。


☆最優秀新人賞

楽曲のところで全部書いちゃった(笑)。繰り返すようだけど、これってただの企画ユニットじゃない意味があると僕は思うわけですよ。
思い出した。『16歳の恋なんて』を歌うときの、安倍さんの横で緊張しながらとにかくニコニコしてる舞美がやたらめったらかわいいんですよ。


☆最優秀公演賞

どの公演も(自分が見たものについては)ハズレがないという空恐ろしい1年だったわけですが、それぞれにそれぞれの意味合いがあってどれも大事な公演だったということは百も承知で無理矢理一つ選ぶならこれかな。
たった1回の公演のためにツアーで歌ってない曲を練習し、数々のネタを仕込んできたその心意気、「この1回ですべて出し切る」という気迫に満ちたパフォーマンス。ステージからハッキリと「熱」が伝わってきました。
実をいうと客席にいる時の自分って、「見てる」わけでもなければ「聴いてる」わけでもないんです。そして「踊ってる」こともあまりない。
じゃあ何をしてるのかというと「感じる」「考える」ことに重点を置く、というか自然にそうなってしまうのです。
でもこの公演だけは、途中まではそのようにしていたものの、途中で脳がビジー状態。楽しすぎてわけわかんなくなりました。


☆作曲賞

  • 宇崎竜堂

「まだまだ枯れてないじゃん」と思わせた『FOREVER LOVE』での某ナイスガイと迷いましたが、1回聴いて「こんないい曲書いてくれてありがとー!!!!!」という感情を呼び起こしてくれたこの方しかいませんって。


☆編曲賞

ひょんなことから作品リストを見る機会があったのですが、その芸風の幅広さに驚き。℃-uteでは初仕事となる『FOREVER LOVE』もお見事。


☆作詞賞

吉岡先生じゃないといけないような雰囲気がここへきて強くなっておりますが、『FOREVER LOVE』が素晴らしすぎる。ここまで「キュンキュン♪」した歌詞ってのは書けそうでいてなかなか書けないものだと思いますよ。






楽曲大賞もこれでいいかも(笑)。