いつかは来ると思うけど

はっちまん氏の件を受けて、ちょっと考えたんですよ。
事情はともかく、僕にも「一区切り」つける時は来るのかと。なにしろ彼より年上なもので、世間一般の尺度で考えればいつそういうことがあってもおかしくはないわけですよ。むしろ遅いくらい。


過去に一度だけ、いわゆるヲタ活動をまったくしない「普通の生活」がとても魅力的に思えて「俺だってそれをやっていいはずだ」と試したことはあるんです。
結果としては、現場も行かず情報も入れずただ仕事だけ、しかも仕事も会社の人間関係もうまくいかずという状況は悪いストレスを溜め込むだけでした。あげく脳の調子が悪くなりましたからね。無理はよくない。
今は行ける限りの現場に行き情報をかき集め仕事はしていない、という正反対の生活をしているわけですが(両極端のどちらかしかできない人間なのかもしれません)、当たり前ですがストレスの溜まりようがありません。常にお金がないのはそれなりに大変ですけどね。バスツアー行けるかなぁ。
たぶん、まだそういうタイミングじゃないんでしょうね。そのタイミングが来れば「事情」の方からやってくるんではないかと。


それはそれでいいとして、もう一つ頭に浮かぶことがありまして。
それなりに長く(今現場で会う人の一部は生まれてなかった頃から)現場で遊んでいますから、それなりの蓄積というか、その時その時に付き合いのあった人たちから受け取ったもの、学んだことというのもあるわけです。意識はしてませんけどあるはずなんです。
そういうものを若い世代に受け渡せているだろうか。自分が楽しむだけで終わってはいないかと。
もちろん自分が楽しむことは大事。だけど、「子供たちに美しい地球を」じゃないですが、下の世代にもアイドルというものを好きでいることの楽しさや、逆に大変な部分とか「でもこれだけは守れよ」みたいなことを伝えていくことも必要じゃないかと。現状は無条件に楽しいことばかりでもなく、それはもしかしたら僕らおっさん世代がしっかりしてこなかったせいでもあるのかも、なんて勝手に責任を感じていたりもするんですよ。
幸いなことに色々な意味で有望な(笑)U-30・U-20世代の頑張りが見えているのであまり心配はしていませんが、おっさん世代の一人として色々な方向に「残す」ものが何かあるんじゃないかと。
まぁ、たぶんその最たるものは「楽しい日々」であろうとは思っています。だから僕は一日一日を目いっぱい楽しんで、そういう姿を現場でもネットでも見せていけたらなと。


今のところ区切りをつける予定も要因もまったくないわけですが、時々はそういうことも意識していこうかなと。