偉大な半歩

メロンコンから帰ってまいりました。なぜかボロPCが予約したミラーマンの録画してくれなかったので凹んでおります。前回の引きをどうしてくれる。予備のS-VHSがあるので見られることは見られるしキャプチャボードに外部入力はあるんですが、見るのがつらいほど劣化するし。DVDに焼けないのは厳しい。新宿のブックファーストとか寄ってないでまっすぐ帰ればよかったかなぁ。
以下、なるべくネタバレしない方向で。


メロンコンには独特の空気がありまして、それがとても気持ちいい。
たとえば他のユニットだと「ファンの皆さん」と呼びかけるところを「ファンの」も付けず単純に「みんな」と呼んだり、「ヲタもだち」なんて言葉が普通に使われたり、ほんの少し、半歩くらいステージと客席の心理的距離が近くなっている。
この半歩というのがうまいと思うんですよ。
「ファンとの距離が近いアイドル(アーティスト)」というのは他にも色々いらっしゃるわけですが、僕が見てきた少ない経験で強引にくくってしまうと、皆さん一歩以上近づいてしまって、表現は悪いですがなんとなく「馴れ合い」の雰囲気が出てしまう。そこまでいかない。
客の方も心得たもので、まぁ内輪の盛り上がりというのも少なからずあるんですが、演者に敬意を払うべきところはそこそこうまくやっているように思えます。
付かず離れずというか知り合い以上友達未満というか、この絶妙な距離感はちょっとクセになります。


そこのアナタ、次のツアー(いつだろうね)あたり軽くいってみません?