よかった

僕はいわゆる「古参」じゃないんですよ。一応キッズオーデは見てましたし乙パスで踊りもしましたけど、それほど注目してたわけでもなく。「スポフェスハロコンでしか見られない(自分としてはそれくらいでちょうどいい)子たち」という感じで、ある種レアもの扱いでした。
去年のスポフェスで歌った『わっきゃない(Z)』が気に入って、当時から付き合いのある知り合いには「時代は℃-ute」なんて言ってたりもしましたが、実はほとんど冗談で。
夏ハロで大もてが気に入ったのとBerryz工房とのGG対決が気に入ったのとでだんだん僕の中での存在感が増していったわけです。


色々なことがあったなぁ。
正直「ダメか」と思った時もあった。
でも、「まだ℃-uteはそこにいる」ことが希望になった。
℃-ute℃-uteをあきらめない限り、先にあきらめるわけにはいかない。なぜかそう思った。
あきらめなくてよかったなぁ。


色々なことがあったなぁ。
暑い日も寒い日も晴れた日も雨の日も、歌って踊って。本当に心から楽しんでいて。
見るたびに成長した姿を見せてくれるから、応援してても手ごたえがあって。
こいつぁ応援しなきゃ、って気になった。そんでもって自分なりにできることはしたつもり。
℃-uteファンでよかったなぁ。


まだ終わりじゃないし。むしろここから始まるし。
忙しくなるこの年末は、業界と世間へのお披露目でもあるわけで。
生臭い話をすると、嘘か本当か「紅白に出ると出ないじゃ翌年のギャラが違う」という話を聞いたことがある。
いわば業界内での格付けがされる舞台に立つ。


ハロー!プロジェクト10周年記念紅白スペシャル隊。すごい名前をもらったものだと思う。
「歴史」を背負って「今」を見せる。
姿は見えなくても、数えるのも面倒なくらい多くの先輩たちが後ろにいる。
それは重荷じゃない。力だ。
思いっきりやっちまっちゃっていいと思う。


「よかった」をずっと感じていたい。
℃-uteとともに。
舞美といっしょに。