態度

かしましさん
なんというか、新鮮な意見でした。
ハローができる前だから十年は優に過ぎているくらい昔からグループとかオムニバスイベント中心に見てきて、自分が誰推しかは周りの客にも推しメンにも事あるごとにアピってナンボ、という空気が普通に存在する中にいたので、こういう発想はなかったなぁ。こういうことがあるから人の言葉にはできるだけ接触しておかねばならないなと。


たとえば℃-uteの現場に行く。
メンバーは「今ここにいるお客さんはみんな℃-uteを応援してくれていて、メンバーである自分のことも応援してくれているんだ」と受け取る。わざわざ「ホントに好きなのは別のところの○○ちゃんなんだよね」とは考えない。そりゃそうだよね。
アピールがどうの推しTがどうのって話じゃなく、僕ら一人一人を「自分たちの活動を支えてくれる大切な人たち」として扱ってくれる女の子にどういう態度で接しましょうか、みんなその人なりの考えがあって、たとえば自分はこんな感じ、という話だと解釈しました。


僕は暮れで38歳になる♂です(爆)。顔は若く見られることもあるみたいですが、その分腹が過剰に存在感を主張してるのでそれなりの年齢には思われるのかな。スーツよりも作業着が似合うタイプだと自分では思っています。
現場用の荷物を持って新宿の街を歩いてるとお巡りさんに呼び止められるので(実は一度や二度じゃなかったりw)それなりにアヤシゲな雰囲気を醸し出しているのかもしれませんが、よく人に道を聞かれるので話しかけづらいタイプではないのかもしれません。
基本的に人見知りするネット番長なので、目立ちようがありません(苦笑)。自己顕示欲はものすごく強いですけどね。現場は月に1回行ければいい方だし主にサイズの問題で(苦笑)メンバーTシャツを着ることもないので、脳内は別としてメンバーに覚えられてるということはないでしょう。これからもないと思われます。


そんな感じでよくも悪くも目立たないので、アピール度はかなり薄いでしょう。
でもまぁ、自分にはこれ以上のことは難しいかなと。そんな風に思います。アピールしたい人がいっぱいいるなかではかえってこの方が新鮮な印象があるかも、なんて妄想めいた計算もあったりするわけですが。
「殊更にアピールしないでそこはかとなく匂わせる。これが粋ってもんよ」と強がったりもしますが、「要するにヘタレなだけじゃん」といわれても反論する気は起きません。


鋭い感覚を持った子たちなので握手会くらいの距離まで近づけばこちらの表情などで誰のファンなのかというのは察知できてると思うんですよ。「あまりにも鈍感」と自分で言っちゃうどこかのリーダーはわかりませんが。
あ、でも最初は緊張で顔が強張ってるから梅さんは「この人あたしのこと嫌いかな」と誤解してるかも。梅さんそんなことはないよ梅さん。


その場にいることが最大のメッセージ。
たとえその場にいないことがあっても、気持ちは伝わるはず。
正直そうとでも思わないとやってられない、という側面もありますが、そう信じられる対象と接することができるというのは、とても幸福なことであるのかもしれません。


ここでさんざんアピールしてるから現場でやらなくてもいいじゃん、という気持ちもなくはないです(笑)。たとえ推し本人に伝わることはなくても、同じくらい大切な仲間は知っていてくれて、気持ちのどこかを共有できる。それもまた幸せ。


で、気持ちは伝わってるとして、その上で何をするか。メンバーの前や現場だけの話じゃなくね。
そういうことを考えていくってのも一つの表現方法かもしれない。