迎い撃て 奮い立て いざ進め

たーなべー(フッフー!)たーなべー(フッフー!)
たなべえーじぇんし〜〜〜〜(フワフワフワフワ)
たーなべー(フッフー!)たーなべー(フッフー!)
たなべえーじぇんし〜〜〜〜(フワフワフワフワ)
たーなべー(フッフー!)たーなべー(フッフー!)
たなべえーじぇんし〜〜〜〜(フワフワフワフワ)
たーなーべえー、じぇーん、しぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!
んがんぐ。


というわけで。
つんく♂、芸能事務所4社合同でNICE GIRL プロジェクト!を発足ORICON STYLE
NGPと略称にするとNWF+IWGPみたいで「なんだよまた新しいベルトできたのかよ」みたいな雰囲気も漂ってきますが(こないよ)、まぁ、なんともいえないというのが正直なところです。じゃあ書かなきゃいいのにね。
僕の書くことですから、基本的に能天気でいきます。


ハロー!プロジェクトモーニング娘。がいて、その他のグループとのライバル意識が相乗効果を生み出していく所が面白いんですけど、その他のグループが単に妹分的な存在になってしまうと、野球で言ったら巨人だけみたいな状況になるわけで・・・。やっぱりライバルがいないのは面白くないと思うんです。そういう意味ではライバルは必用だと思うので、NGPがあることで、お互いが切磋琢磨出来ればいいなと。

この一節に「ベリキューはいつまで経っても“妹分”で、ライバルとして脅かす存在にする気はないのか」と憤激し嘆息する向きもあるようですが、僕はそうじゃないと思うんですわ。


ライバルとしてパイの奪い合いをするのではなく、上手に棲み分けていく。
恐らくはムスベリキューでターゲットを変えて、結果的に広い年齢層を3ユニットでカバーするつもりじゃないかと。たとえばモーニング娘。はお茶の間向けに良質のエンタテインメントを提供していって、それでは刺激が足りないティーンエイジャーにはBerryz工房おっさん気持ちだけは若いけどそこそこ長く人生やってる人には℃-ute(苦笑)みたいになって(して)いくんじゃないでしょうかね。さらにはどれもお気に召さないならエルダーの皆さんもエッグもありますよ、みたいな。駒は豊富に揃っております。


で、そうやって互いの領分を侵さないようになっちゃうと外部からの刺激が減ってくるので、文字通り外部からそれを与える存在としてNGPをもっていくつもりじゃないのかなと。なんかめんどくさい手順を踏んでるように思えなくもないわけですが、他の事務所の子をハローに入れるわけにも(業界内部事情的な部分で)難しいでしょうから、こういう形にせざるを得なかったのかなと。
つんく♂氏が「これいけるんちゃうかな」と思うに至るまでには、ポッシとキャナの(恐らくは)予想以上の成長があったとも思います。実際見てませんからわかりませんが。


ハローのライバルをつんく♂氏がプロデュースという「全部ブックだろ?」といわれかねない微妙な企画の裏には「色々(ハロー外に)おっても客層違うからライバルにならへんもん」みたいな氏の分析があるのかもしれませんし、反UFGみたいな一部勢力と本格的にやり合うために友好的なプロダクションと手を組んでいこう、みたいな狙いがあるのかもしれません。本当のライバル(というか敵)はそっちなのかもしれません。


で、ホラ、つんく♂氏の言う通りに事が運ばなかった歴史はさんざん目撃してきたじゃないですか(笑)。なので今は過剰に反応することもないと思いますよ。
大事なのは本当にNGPがライバルとして台頭してきたときに真っ向から迎え撃てるだけのものにしていくことじゃないかと。とりあえず足元を固めようぜと。そんでもって後続を引き離すダイワスカーレットになろうぜと。


僕らがこういう風にNGPを意識したことで、つんく♂氏の狙いは半分成功したようなものなわけです(苦笑)。俺たちはまたまんまと釣られたわけだが。