光陰矢のごとし
書き出しに困ったので(ネタに走っても滑るだけだしね)いきなり潜ります(笑)。
17歳かぁ。僕らの記憶にある14歳の頃よりは人間的にもずいぶんと成長していることでしょう。
おめでとうございます。
充実した日々を送れているのなら、何もいうことはないです。
℃-uteは元気です。いや有原さんがちょっと休んでますけど心配ない。そのうちひょっこりと、
ノk|‘−‘)ノぃょぅ
ってな感じで戻ってくるでしょう。
あとの6人は舞台の稽古も大詰めに来たところ。貴女も34丁目で経験したことと思いますが、和気藹々と、しかし真剣に、一つの作品を作り上げようとしている毎日です。
そうそう、℃-uteはこれまで2度舞台公演を経験しましたが、不思議なことに2回とも芝居のあちこちに貴女の思い出を刺激するものが含まれているんですよ。よかったらDVDで見てみてください。今回はどうなるかわかりませんが、機会があったら是非見てください。
歌の仕事の方では、新曲に大きなタイアップがつくという明るいニュースもありますが、その一方で、ベストアルバムは出るのか出ないのかハッキリしてくれよ、なんて悩ましい話題も。
いったん流れた情報によると、そのベストアルバムではインディーズでリリースした4曲を「New Ver.」とするのだとか。このおじさんは「そそそそれはどどどどういうこったい」と動揺して突拍子もない解釈をしたりもしました(笑)。
貴女がいた頃の8人編成の℃-uteは、今や神格化されてしまったきらいもありますが、確かに未来への希望と若いエネルギーに満ちて、接触した人を元気に、そして幸せにしました。
貴女を失ってからの7人は、そりゃあ頑張った。あれだけのチカラがどこから湧いてくるのか不思議なくらい。そしてそれは今も続いています。
そうやって成長を遂げた現在の℃-uteが伝説の「8人の℃-ute」に挑戦する、という隠れた狙いもあっての「New Ver.」なのでしょう。
なぜそれをやるのか、なぜ今なのか、ということを考えていて、妄想の末にたどり着いたものがあります。
今年の2月に、℃-uteのFCバスツアーがありました。ちなみに日程は矢島さんと萩原さんの誕生日当日(とその翌日)、ということは中島さんの誕生日の2日後(とその翌日)でもありました。
1日目にミニライブがあったわけですが、その最後に誕生日祝いのサプライズがありまして、その際、主役の3人をステージに残し、あとの4人は客席通路に陣取りました。
どうでしょう、もしかしたら貴女には「ありえない」ことかもしれません。
しかし℃-uteはそれに挑戦し、見事やり遂げました。
℃-uteと僕らが持つもっとも忌まわしい記憶を乗り越えるために。
いや、完全に僕の妄想であり、実際はもっと単純な話だったのでしょう。
しかし、もしもそういう意味合いがあったのならば。
もっとも忌まわしい記憶を乗り越えた後に挑戦すべきものは、もっとも美しい思い出すら越えてみせること。誰かがそう考えたとしても、僕はおかしなことだとは思いません。
ならばやるのは今。どんなに遅くても今年中。ファンからも「まだその時期じゃない」といわれるこのタイミングでベスト盤を計画する理由は、僕にはほかに考えられないのです。
なぜこんな話をするのか、と思われたと思います。どうにも万事めんどくさいのが僕の悪いところです。
つまり、ここへ来て℃-uteは貴女のいた時期の自分たちを超えようとしている。そう思えるのです。
忘れはしない。でも囚われもしない。
そんな思いを示すために。
今も変わらず人生を力強く歩んでいるであろう貴女への、℃-uteからのエールだと僕には思えてなりません。
さて。
僕はいい歳して「自分」という確固たるものを持っていないふにゃふにゃオヤジで、遠く及ばないながらも℃-uteの真似をしているつもりで生きるしか能がないという困ったイキモノであります。
なので僕も、
「忘れはしない。でも囚われもしない。」
これでいける自分になっていこうかなー、なんて考えています。
僕が「村上愛」から卒業する日も近いかもしれません。
まぁ、1年くらいかけてゆっくり考えます。
すっかり長くなってしまいました。
貴女の17歳の日々が永遠に美しい思い出として輝くものになることを、遠くからこっそりとお祈り申し上げます。