最近読んだガンダム本
新しい馬券本でも仕入れようか、とハロショの後で渋谷のブックファーストへ行ったのですが、2冊買うつもりだった馬券本を1冊にして、さらには即PAT口座に入れておいたお金を下ろしてまでコレ買っちゃいました。今日の結果を考えると買っておいて正解だったと思います(苦笑)。

- 作者: レッカ社
- 出版社/メーカー: カンゼン
- 発売日: 2008/07/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ブライトさんで一冊作るとはなんとマニアックな、と思いましたが、
ブライト・ノアは、
4つもの大戦を最前線で生き抜いた人物である----
(巻頭より)
これで完全にシビレました。
中身は「歴戦のミスター艦長」(「ブライト・ノア5つのキーワード」より)ブライトさんの名言(と珍言)集なわけですが、・・・渋いわぁ。
こうやってまとまったのを読むと、1st〜逆シャアはブライトさんの成長記でもあったこと、グリプス戦役以降は「理想の上司」であったことがよくわかります。そういえば1st〜逆シャアまでの物語を「実はアムロとシャアでなくブライトとシャアの物語ではなかったか」と書いてあったのを昔どこかで読んだなぁ。慧眼だと思います。
はじめから理想的な人物だったわけでなく、ただ自分のできること、やるべきことを徹底してやっていくことで理想の人物になった。そういう人だと思います。一年戦争の時のブライトさんに「すまんが、みんなの命をくれ・・・(敬礼)」とか言われてもその気にならなかったと思いますが、逆シャアでは見てるこっちまで「この艦長のためなら命賭けてもいいや」って気になりますもの。
勉強になるよなぁ。
僕らはしょせんオールドタイプだし、年齢的にも若い人たちを後ろからサポートする立場でもあるわけだから、どうせならこういう人物になりたいものです。といいつつけっこう張り合ってますが(笑)。